子鹿が僕を守ります。 17

相変わらずの日々に、お前が入隊し。
元気な姿を、何度も見てきた。

ふたりで入ったなら、どうしたって注目を集める。
楽しく過ごせているのだろう。表情も明るい。

どこにいても、誰といても、お前はお前だ。
俺はお前を信じている。
またふたりでステージに立つその日まで。
離れて暮らしていても。
お前の呼吸を忘れることはない。

友達と過ごす休日は。
それだけでいつもの自分を思い出させてくれる。
お互いのプライベートには、立ち入らない。
お前も、俺も。
心をいやす存在はそれぞれ違う。

2人でいられれば、それに越したことはないけれど。
いられない今、できることは。

時計を見つめる。同じ時を刻もう。
ブレスレットを見つめる。同じ重みを、感じながら。

それぞれの空白の2年が、終わったら。
俺たちは変わるのかな。
それは進化なのか。
距離なのか。

ただの未来、かもしれない。

優しい一日を終えて。
日常に戻る。

今度は、お前に会いに行こう。






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1回少ないですが
こちらもこれにて終了しまっす!

長らくのご愛読ありがとうございました。

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子鹿が僕を守ります。 16

ウニョクが行って、ドンヘが行って、次に話題になるのは。
お前と、シウォン。とうとうその時が来る。

きっとあのままだったらお前は、もっと先まで兵役を延ばせたのに。
俺と一緒だから、早くいかざるを得なくなって。

申し訳ない気持ちはもちろん、ある。
選択の余地がほとんどなかったことも。
その分、お前は楽しんで行くんだな、きっと。
仕事漬けだった俺と違って、長期旅行もして。

お前には、背負う必要のない荷物をたくさん背負わせてしまったから。
それくらい当たり前の権利だよな。
俺はお前が笑ってくれているなら幸せだよ。
離れていても。
抱きしめられなくても。

もう3か月過ぎたんだ、この生活も。
すっかり軍の人間だ。それでも、お前との日々を片時も忘れたことはない。
必ず、近い将来。
お前と、もう一度ステージに立つ。
その日まで俺は、ここで。
お前は、お前に与えられた場所で、頑張れ。

どこにいても。
何をしていても、お前を思うよ。

愛してる、チャンミン。


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子鹿が僕を守ります。 15

まだまだ新人の俺が、イベントに出させてもらって。
何とも言い難い感情はあるものの、歌を歌わせてもらって。

だけどお前との歌を、お前以外の人と歌うのは、どうしても違和感があるよ。
それでもこれは今の俺に与えられた仕事で、俺はどんな仕事でも自分に課せられたものである以上、全うする。
期待を上回れるように。

お前は長い旅を終えたんだな。
お前にとって最良の友人たちと一緒に。
これからしばらくの間、自由な行動はできなくなるけれど。
シウォンも一緒だし、つらいときはお互い支えあえるだろう。

何があっても、心は、魂は。
目線はいつもお前と一緒だ。
見つめるその先にあるのは明るい未来だけ。
お前としかたどり着けない場所。

そう考えれば、俺はいつもお前と旅をしているのかもしれない。
離れている間もずっと、お前を未来への旅をしている。
次に出会うときは、お互いもっと男らしくなっているんだろう。
楽しみだな。

何度でも、俺はお前に恋をする。
それが今はとても、楽しみだ。


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子鹿が僕を守ります。 14

お前も、そろそろ。
兵役の準備に入るんだろう。
まだまだ、入隊直前まで仕事は途切れないと思う。
お前らしく出かけたりもするんだろう。友達と遊んだり。

新しいところで、俺は楽しくやっているよ。
もちろん、楽しいだけじゃないけれど。
今まで過ごした日々は、夢だったんじゃないかと思うほど、少し、遠いんだ。

朝起きてから眠るまで。
お前がいたのが当たり前だった日々。
会えなくなってもうしばらく経つね。

今は一人の軍人として尽くしているから、お前の話を特別耳に入れることもないけれど。
お前らしく頑張っていることはわかってる。
周りが気を使いすぎるんだ。お前の話をすれば。
俺がお前を恋しがるからと。

・・・みんな、優しいな。

言わないけど。言えないけど。
毎晩恋しい。
毎日会いたい。
朝に、夕に、お前の幸せだけを祈ってる。
指で描く呪は、いつもお前。
印を結ぶように。

幸せであれ。ただそう願う。

会えなくても、目を閉じれば、お前がいるよ。お前が聞こえる。
つらい時も、苦しい時も、お前と乗り越えた日々を思えば。
心に澱(おり)がたまらない分、まだ楽なほうだよ。

愛してる。届くかな。
呼吸(いき)の合間に、空を見上げて。

お前も、ひとつずつ。
重たい荷物を下ろしていけよ。

2年なんてあっという間だ。

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子鹿が僕を守ります。 13

お前は見ているかわからないけど。
ステージで踊ったんだ。
久しぶりだった。

幸せだった。

慣れていることとはいえ、全く違う環境で。
みんなの前で踊るのはやっぱり少し緊張したよ。
踊るってこんなに、楽しいことだったんだな。

何を命じられても頑張るつもりでいたよ。
だけどこんなに早くいい仕事を与えてもらえるなんて。
俺は幸せ者だな。
毎日の訓練は変わらずにある。
そのうえで楽器の練習をするんだ。
音楽に触れていられるだけで幸せだよ。

お前は今どうしてる?
ドラマはまだ続いてるよな。
お前の姿が、見たいな。

落ち着いたせいか、また、俺の指はお前のお守りを描く。
お前がそばにいる。
お前がいつもいる。

お前も、義務警察に行っても。
同じように音楽に携わることができますように。

神に祈る。
お前の、幸せを何よりも。

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子鹿が僕を守ります。 12

国を守り、国益のためなら戦いも辞さないような世界に身を置くなら。
立派に務め上げたことを、男に生まれたことを誇らしく思ってほしいと願う。
まだ任務は続く。この先もっと長い時間を、国のために捧げるのだ。

思う。商品としての価値を上げるために、自分を痛めつけるように鍛え上げるのであれば。
あんなにも苦にはならなかった。
だけど今こうして、国を守るという大義名分の下、他人を傷つけ殺めるための訓練に身を置くことは。
どうしてこうも辛く、苦痛で、無意味な行いなんだろう。

それでも前を向いて、前だけを向いて。
今自分がしていることは、自分の意に背くことであっても、この国に生まれたからには当然の責務と気持ちを切り替え。
自分を滅する。滅して戦う。国のために。
俺を育み、大きくしてくれた家族のために。

少しずつ、日常を忘れていく。
お前といた頃。
眠れない夜に一人でアイスを食べて。
朝起きてお前に注意されたっけ。

暑いな、まだまだ。あまり汗をかかない俺だけど。
今は少し汗をかいているよ。

浸る暇はなくても、祈る時間ならあるんだ。
思いはきっと通じるから。
俺はいつも、空に祈る。

俺の愛するすべての人たちが平和に幸せに一日を終えられますように。
俺の愛するすべての人たちが平和に幸せに明日を迎えられますように。
誰よりも愛する俺の分身、お前が今日も明日も笑っていてくれますように。

幸せな涙しか、もう見たくないんだ。



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子鹿が僕を守ります。 11

心配しないで。あのあとも、スケジュールは大体把握してる。
だけどそれももう、しばらくのこと。

秋になるころには。
もうすっかり、軍人だよ。

南北情勢が危うくなってきている。
未来に向けて考えることができるのなら。
きっと俺はここにはいないのだろう。これが国民の義務である限り。
この国の戦争は終わらない。守るための備えじゃ、ないからだ。

チャンミンも同じように、いずれは。
別世界の職務だとしても、国のために身を捧げるのだろう。
軍ほど厳しくはないと聞く。どこにでも適正はあるし。
虫が嫌いなお前なら、この世界は到底無理だ。

もうすっかり慣れたよ。真っ黒に焼けて、泥まみれで這いずり回った後なら。
お前さえ俺に気づかないかも。
でもきっとそれでいいんだ。

今日明日のことじゃなく、これから未来永劫。
欲や見栄のための戦争を起こしてはならない。
わかっているはずなのに、何故火種は消えないのか。
平和の名の上に胡坐をかいているのもいけないのだけれど。

大切な人の命を守るために。
名前も知らない同じ、「誰かの大切な命」を奪う。
だけど本当は、この国の財産を、権利を、面子を守るための醜い争い。それが戦争。
ふと、思うよ。

あの赤は何故あれほど綺麗なのだろうと。

・・・たぶん、命だからだよ。俺たちは識ってる。

十字を切りながら、神に祈るとき。
俺はいつも祈るんだ。お前の幸せを。

いざというときは。
この身に代えてもお前を守る。
目を閉じれば。

俺のかわいいバンビが、笑ってる。


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子鹿が僕を守ります。 10

慰問の人たちが来て、俺たちのために歌やダンスを披露してくれた。
見ているだけで純粋に楽しかった。
俺の呼ぶ声も聞こえたけど、さすがにできるわけもない。
あくまでも慰問される側。わざわざこの日のために練習を積んでくれていることくらい、わかっているから。

ただただ、うらやましかった。
俺はなぜ今ここにいるのだろう。
なぜあの光を奪われなければいけなかったんだろう。
仕方ないこととわかってはいても、やっぱり。
失われる時間が少しだけ、残念だ。

今していることも、自分の人生にとって、この国にとって必要なことだとわかってる。
でもそれ以上に俺は、ステージが好きだ。
ステージの上で死にたい。
この土の上で。
この重機の上で。
国を守るためとはいえ、誰かを殺すための道具になりたくはない。

毎日笑ってる。なるべく楽しんでる。
不安などない。希望しか、ない。
つらいと思えばこそ、頑張れる。
それでも、時々。

つらく、なるんだ。

気付けば指が。
お前を思い出す。
勝手に指先がお前を描き出す。
お前もきっと不安な気持ちでいっぱいなんだろうな。

チャンミン。チャンミン、チャンミン。
チャンミン。・・・会いたいなあ。
お前の声が聴きたい。忘れたことなど一度もないけれど。
チャンミン。チャンミナ、チャンスニ。
どんなお前でも俺は大好きだよ。

お前は、どうかな、チャンミン。
お前は今も。

俺を好きでいてくれるかな。




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子鹿が僕を守ります。 09

そろそろ、3週間。だいぶ慣れたよ。
お前はどうだ? 元気にしてるかな。

住めば都って言葉とは、また意味が違うけど。
人間何とか慣れるもんだ。やってできないことはない。
どんなに大変な生活でも、これは俺に課せられた仕事。
当たり前にこなすべき仕事だ。

自由などない生活の中で、制限されないのは心。
規則に従い、命令に従う状況でも、俺の心はいつでも自由だ。
2年後、お前と立つステージの夢を見たり。
お前を抱きしめる夢を見る。
心配そうに俺を見るお前の顔や、お前も髪を短く刈るのだろう、昔のお前みたいな幼い顔を見てみたい。

もう、描くこともなくなるかと思ったのに。
指がそう動かなくても、心がいつもお前を追ってる。
お前がくれたお守り。お前の分身。
俺自身が、お前の片割れ。さみしいよ。・・・せつないよ。

いつも笑って過ごしてるさ。つらい環境だから。
歯を食いしばって、でも愚痴なんか言わない。言っても変わらないし、言う意味がない。
前だけを向く。上だけを向く。太陽がそこにあるから。
神様もいるはずだ。そしてお前も上を見上げているだろう?

日が照れば、太陽の光を。
雨が降れば、傘のうちから。
夜は月を探す。星をまとう。
寝床に入れば、同じ夢を見るだろう。

君を抱きしめたい。この腕で強く。
君を抱きしめたい。・・・チャンミン。

今、何してる?



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子鹿が僕を守ります。 08

覚えることがたくさんある。やることもたくさんある。
ただ、一度にいろんなことをしなければいけないわけじゃない。
今はこの仕事だけに没頭できる。

年を重ねている分、体力的にきついことはあるけど。
それはそれで楽しい。体を動かすのは嫌いじゃない。
瞬発力だけじゃない、持続的な体力が必要で。
決められたことを決められたとおりにこなしていく。
課題をクリアするのは、好きだ。

体を痛めつけるように鍛えて。
戦闘能力を高めるための訓練をして。
その時が来れば、俺は戦いの道具になる。
無益な戦いが起こらないよう、祈るけど。

どうなるかなんて誰にもわからない。

毎日忘れていく、今までの日々の日常。
それなのに今も。

目が覚めて、お前が隣にいないと、寂しいと感じるのは。
なんでだろうな。


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所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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