旦那の嘆き 12

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cobalt violet

思い出をたくさん積み重ねて、未来を思い描いて。
不安もあるけど、前を向いていこう。そう思えるように、自分を律していく。
心の休まる友達と、年相応の楽しい時間を過ごして、来るべき日に備える。

誰かに抱きしめられると、本当に落ち着くんだ。
やっぱり抱きしめるより抱きしめられるほうが好きで。
本当は誰よりお前に。
でも、お前とは一緒にいすぎるから。
お前がきっと、疲れてしまうんだよな。

そばにいたくても、プライベートの邪魔はしないよ。
俺といると、すべてが仕事みたいに感じるんだろ?
お前は生真面目なところがあるから、できるだけ離れてる。
そのほうが。

・・・そのほうが。

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たくさんの時間を、思い出を重ねてきて。
それでもまだ続く毎日をお前はどう思ってる?
離れてもお互いが吸収したものを二人で出せあえるならそれでいいのかな。
俺はできることなら同じ景色を同じ位置から見たい。

赤い海のように。

・・・我儘、かな。
・・・贅沢かな。

マンションのエントランス。偶然、同じタイミングで。
エレベーターにたどり着く。偶然は小宇宙。
離れていても、同じ宇宙(そら)でつながっている。
心の中にある宇宙で一緒に浮かんでる。

「おかえり」
「ただいま」
チャンミンはそう答えてから、どこかぶっきらぼうに俺に言う。
「・・・おかえり」
エレベーターに乗り込む。俺はまだお前に帰らない。
お前の不機嫌の理由がわからないから。
「楽しかった?」
「ええ、まあ」
「・・・なんで機嫌悪いの?」
「・・・さあ」

エレベーターが止まる。お前の後について。
歩いてく。俺の好きなコート。すらりとしたお前に、よく似合う。

鍵を開け、部屋に入る。チャンミンは。
珍しく無造作にバッグを放り投げた。よほど機嫌が悪いらしい。
「どうかしたのか?」
チャンミンはムッとして振り向く。
「ああ。覚えがないときましたか」
「・・・覚えがない?」
「ええ。・・・ですよね、別にあなたにとっちゃどうでもいいことだ」
「・・・なんのことだ」

スマホを見せられる。ああ、ホジュニヒョンと。
写真。・・・これが、どうかしたのか?
意味が分からなくて、チャンミンを見つめると。
しょうがない人ですね。ため息をつきながら。
口付ける。唇が離れると、そのふくれっつらはツンツンしはじめた。

なんですか、人前であんなにベタベタして。人目に付かないところなら好きにすればいいですよ。
でも、たくさん人がいたんでしょう? あなただと知られて写真まで撮られるなんて。
なにをやってるんですか。

お前だってと言いたかったけれど。
やめとく。・・・口では勝てそうにない。
そうだな、ごめんな。なんで謝らなければならないんだろうと思いつつ、謝ってみる。

靴だって。いつもちゃんとそろえて脱いでくださいって言ってるのに。・・・え? ああ、ごめん。
お酒だって、あんなに赤くなるほど飲むことなんてないでしょう? ・・・打ち上げの時くらいかなあ。・・・ごめん。
あんなにうれしそうに、幸せそうにされたら。・・・それはお前もそうだよ? 友達といたら楽しそうじゃんか。
チャンミンは顔を背けたまま部屋から出ていく。

わからない。俺は別に、お前が楽しそうにしてたって何も言わないのに。
なんでだろう。そのくせ誘ってもきやしない。
まあ、いいか。面倒になって。
少し横になる。ソファの上、お前が巻いていた薄紫のストール。少し青みがかった。

首に巻いてみた。こんなんでいいかなあ。
チャンミン、ああなるとしばらく直んないんだよな。
夢うつつ、目を開けると。
目の前にチャンミンがいて。

「風邪、ひきますよ」
打って変わって慈愛のまなざし。どうしたんだろう。
起き上がると、チャンミンは笑って。
「聞いてなかった。ただいま、は?」
「ああ。・・・ただいま」
「どうして言わなかったんです?」
「お前が、怒ってたから」
言うと、チャンミンは呆れたように笑って。
「はい、怒ってました。でも、もう、いいです」

ふわりと、俺を抱きしめて。
見せつけてやれないのが悔しい、とつぶやく。
なんのこと? 問いかける俺に。

なんでもない。子供みたいに笑う。

俺さ、時々思うんだ。俺はお前の中に、きっといるんだなって。
お前が俺の真ん中にいつもいるように。
どこにいても、何をしていても。
心は離れない。大きな宇宙の中のひとつ。

お前の宇宙ならきっと。
cobalt violet。美しい紫。毒性のある。

もうとっくに、やられてるけど、な。









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画像はまろり~なさんのところからお借りしたのであります!
スマホサイトのデザイン全般おまかせのまろり~なさま
いつもありがとうございます。

2種類の画像があって、こちらの色味のほうが好きで
色のイメージから紫、イコールチャンミン、でカラーチャートから色を選択。
もっと淡い感じの紫だけどこの響きが好きです。

ネプチューン、ってのも考えたんですけどね。
いまいちはまりきらんかった。

ホジュンさんとのラブラブボウリングデート&バックハグで
動揺するみなさまのために・・・!

ちなみにわたくし、ユノが幸せならもうなんでもいいユノペンですw
前はいやだったけどー
もういいの・・・ユノが幸せならそれで・・・!

テーマ : 東方神起
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斎の孤独

欲しながら囚われているのは本末転倒だと。
思いながら拭い去ることができない。
たぶん笑い飛ばすのが一番で、そうできれば苦労しないけれど。
できないからこそ、内へと続く道を進む。

今は何も音は聞こえてこなかった。気にもしないし気にもならない。
見つめあうべき相手は自分で語り合うべき相手も自分。
前を向くことができないときは、自分を抱きしめろ。
誰より自分が自分を愛していると、伝えてあげたらいい。

笑いあうことができないのは、冗談でも傷つけることをしたくないから。
鈍感さで孤立する瞬間があるとしても、人としてまっすぐでいたい。

自分には足りないものがたくさんある。
足りないものをこれから探しに行く。
その世界で何かが変わったとしても、大丈夫、僕の心は変わらない。

信頼できる仲間と話す時間が一番気楽だ。
昔から変わっていないか確かめることができる。
そこで変わってしまっていたら、初心を忘れたことに他ならない。
いつまでも夢を追う心、それだけは変わらないで。

コーヒーは苦手だった。今もたぶん、得意じゃない。
甘い飲み物が大好きだ。あの場所ではそれは適わないだろう。
ストレスを甘味で発散することを許し続けた体はたわんでいる。
幸せを実感しながら孤独にさいなまれる。
愛されていても餓え続けているのは。

愛を感じられない自分に問題がある。

甘い滴をストローで飲み干して。
終わってしまった幸せを思い返す。
金を出せば変える幸せは刹那の誘惑。
金を出しても買えない幸せは永遠の悦楽。

すべてを。
削ぎ落とせ。
自分を見失わないために。

愛を受け取る心が欲しいから。
心にたまった毒を、神様に連れて行ってもらうよ。



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旦那の嘆き 12

チャンミン:フィレンツェ。
シウォン:ローマ。

フィレンツェ → ローマ 電車で1時間半くらい。

意味深なベッド(枕ふたつ)の写真。
・・・ぬーん・・・。

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violent emotion

裾から手を差し入れればやはり男の体だと分かる。
わかりきったこと、見慣れた体、見慣れた顔。衣装と化粧だけでこうも化ける。
女のスリットに欲情したことはあっても、男のスリットに欲情することがあるとは思わなかった。
全てお前だからこそ。お前ならどんな姿でも俺を勃たせる。

俺の太ももが馬みたいだと言って笑った、あの瞬間のお前は何を考えていたのだろう。
お前に深く挿し込む俺に感じる体を思い返していたんだろうか。
下着まで女物。サイズだけはでかい。たまに白いシャツに黒いブラをつける女がいるが。
あれに近いものがある。赤いドレスの下に黒の下着、どうせなら赤で統一すれば。
ますますのめりこむのに。貞操帯の如く、守っているのか、誘っているのか。

鍵をかけるのはいつものこと。周りもどうも思わない。大所帯ではないし。
ふたりでしか話せないこともある。必要以上に警戒心が強い。それは自分たちを守る殻。
そしてこうして、お前を好きに抱ける。ステージ前も、ステージ後も、興奮の度合いは高い。
体がそれを欲するなら、満足行くまで与える。お互いのため、しなくてもいい我慢はしない。

何もかもストイックに過ごしていたら、清らかさだけに溺れてしまう。
俺はそんな人間じゃない。光を集めたいと思うこと、それこそが欲の根源、原動力。
輝くためには、清濁併せ呑むクレイジーさも必要で。
踏み外しそうになる前に、お前を。俺だけの精神安定剤を引き寄せる。

望みは、何か。黒のレースに指を引っ掛けて引き摺り下ろしながら。
脱がせばいつもの体。赤に身を包んだだけで、ラインの違う服を着ただけで。
女と錯覚するほどの美しさ。尻の肉さえ、丸みを帯びて見える。
あてがう、俺にローションをたっぷり塗りこんで、求める口に突き入れる。
繋がれば安堵する。高揚する。鏡の中のお前が、別人すぎて。

あるはずもない乳房を妄想する。手のひらに硬い肉の感触と、小さな突起。
ひらひら、羽飾りがいつしか子供を生むような気さえしてくる。
お前の中に入っていくのを見るのが好きだ。お前の体が俺を咥えるのが。
甘い声を上げる大きな口を、手でふさぐ。漏れる息さえ誰にも聞かせたくない。

俺にとってお前は大切な弟で同士で友人で。何より最愛の。
お前にとって俺はどんな存在かは分からない。ただの同士、それだけでもいい。
俺を受け入れ喘ぐ唇が俺だけのものなら、この体が俺しか知らないなら、欲しくないなら。
手のひらの肉を甘噛みする、お前がいとおしい。

果てるほどの時間もなく、この姿のお前を短時間で抱くのは本当に惜しく。
お前は衣装を汚すまいとスカートをたくし上げようとする。時すでに遅し。
痙攣し始める足を感じて速度を早めれば。お前は首を振りながら身悶える。
窒息させそうな勢いで口を押さえ、腰を動かし続けると、お前は体を大きく震わせて、達する。

まだ足りない。抜きたくもない。それでも、時間が迫っている。
仕方なく解放する。お前は荒い息をついて、ドレッサーにもたれかかって。
や、べえ、じゃん。服、汚した。肩で息をしながら。
買い取れよ。収まりのつかない体を何とか押し込んで椅子に座る。

今度の勝負は、ちゃんと、ゼロから。今回は、お前が強すぎた。
もっとゆっくり、時間をかけてお前を、愛したい。俺に傅く女のお前を、思う存分。

こ、んなの、買い取って・・・、どうす、んだよ。言いながら、ニヤリと。
笑う。振り向いて、大袈裟なため息をついた。





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このお話は、分家で書きました「黒の情熱、赤の熱情」の焼き直しです。

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旦那の嘆き 11(女の子もいいなあ・・・)

仕事が忙しくて、チャンミンが何をやるかはあんまり聞いてなくて。
もちろんリハなんかもちゃんと見る余裕なくて。

本番までのお楽しみ。チャンミンは言ったけど。
本番みたら・・・なにあれ・・・かわいい・・・!

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旦那の嘆き 10(今日は何の日? んふー!)

チャンミン、今日何の日か知らないはずだからー。
おうち帰ったら教えてあげよっ!

でも、家にいるかなぁ・・・。遊びに行ってるかもしんない。

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If you love me,love me

むこう、向いてろよ。言い出したのは自分なのに、恥ずかしがるお前を。
鏡に、向けさせて。
欲しがってる、ゆるい唇を、顔だけこちらに向けさせて、奪う。

右手でお前の体を、まさぐりながら。

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Darling wife(VS.ジョンス)

さすがにあれは。
聞き捨てならない。
お前がいくら、頑張ってるからって。

お前は、俺の彼女じゃない。妻だ。

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旦那の嘆き 09(カズミン?何それぽくわかんない)

今まではあんまり気にしてなかったんだけど。
最近、ちょっと目に余る。

チャンミン、ソロのとき、カズさんとくっつきすぎ。

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所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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