Ballad 41

闇にまぎれて、会いに行く。あの夜も。
そうだった。

細い月明かりだけを、頼りに。
足を、取られながら。

思い出したすべては今の僕には重くて。
僕はこの体が汚れていると感じた。
あなたに抱かれて、その朝、美しく着飾られ。
あの男、シウォンの元に、嫁いで。

しばらくの間続いた、平穏な日々。
あなたを思って、毎晩枕を濡らした。
元から体は強くない。それはわかっていたけれど。
あまりの体調の悪さに、自分でも、驚いて。

月の物がこなく、なったことに。
気づいたときには、もう。

何もしなくても、わかった。
胸が痛いほど張り詰めて、いたから。

あの、夜しか。
思い当たることは、もちろん、なかった。
うれしくて、この苦しさが、あなたの、ためなら。
乗り越えられると、思った。

この命に替えても、あなたの子を、守りたいと。
強く願った。

その、先は。
覚えてる。思い出す。覚えているからこそ。
体が、震える。あなたに抱かれた瞬間の、幸せを。
思い出せばなおさら、罪深さに震える。

そして、現世で。
この体で、あなたを、受け入れたこと。

もしかしたら、それは、もう子を生すなと言う。
神様の、戒め。
男同士でなら、いくら愛し合っても。七世、繰り返しても。
その先がつながれることは、ない。
ふたりの間に、子を生すことができなくても。

魂だけは、変わらない。めぐり合えば、わかることだから。

草むらに倒れこむ、僕に。
誰かが、歩み寄る。
とてつもない疲労感に、目も、開けられないまま。

・・・チャニュ。・・・チャンミン。
迎えに、きたよ。

その優しい声の主は、跪いて。

「ユ、ノ」

あなたの名前を口に、すれば。
私は。

どんな苦しみも乗り越えていける。
支えられて、身を起こして。
あなたに、すがりつく。・・・やっと、会えた。

やっと、会えた。


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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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