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oxy

見つめてると、気付くことがある。
この人は本当に、いいなあ、って。

僕の隣にいる人は、やっぱりいつも。
かっこよくて、かわいい。

寝る前に、ベッドでごろごろ。
iPadで真剣にゲームやってる。

僕もゲーム好きだけど、そこまで真剣にはやらない。
やらないけど、ヒョンより、レベル上。


遊びたいのに、ふたりで。
見つめて欲しいのに、僕だけ。

あなたが夢中なのは、ゲームだもんなあ・・・。
僕のこと、空気みたいに思ってるのかな。

空気はさ。
なくてはならないものだけど、
生きてて、そこまで意識することって、ないでしょ?

ベッドにもたれて、テレビ見てる僕には、おかまいなし。
一応、映画見てるけど。
時々「あっ!」とか「うっ!」とか「えー」とか聞こえるから、
興ざめ。

言いたく、ないけど。
「・・・ヒョン」

「え?」

呼びたく、ないけど。

・・・だって、寂しいじゃん。


後ろ、振り向いたって。
僕の顔なんか見やしない。

「楽しいですか?」

「んー」

集中してると、返事さえできない。
むかつくから、もう話してやらない。

しばらくして。
その不穏な空気に気付いたのか、ヒョンが

「チャンミン」

僕を呼ぶけど、無視。

「チャンミン」

・・・無視。

「怒ってんのぉー?」

言いながら、ゲームやってるから、さらに無視。
もー。と小さくつぶやくのが、聞こえる。

ごろごろ転がって、そのまま、ベッドからずり落ちて。
ぽてっ、と、僕の胡坐に膝枕で滑り込む。


・・・ったく。

「怒るなよ」

僕を見上げて、笑って。
・・・むかつくけど、どうも、僕は、この人には、弱い。

「・・・別に、怒って、ません」

怒ってんじゃん! と、大笑い。
・・・頭落とすぞ・・・!

ひとしきり笑った後、その目が、僕を誘うから。
むかつくけど、見つめ返す。
・・・鈍感だから、目を閉じる。


「・・・チャンミン」

「・・・はい」

僕の名を呼んだ後の、下唇が好きだ。
少し微笑むような、受け口みたいな三日月を描くから。


その綺麗な顔を。
ほっぺたをつまんで、引き伸ばす。

されるがままになって、笑ってる。

あなたはさ。
僕の存在価値をもっと認めるといいよ。
僕はきっと高濃度だからね。

「・・・落ち着く」
「え?」

「こう、してると」

吐息をついてまた、目を閉じる。

いっつも、さ。
見つめてるの、僕なんだよね。

悔しいから、画面に目を移す。
ヒョンばっかり気にしてるから、話もよくわかんない。

ちらっと、視線落としても。
結局、見てるの、僕だけ。


ヒョン・・・寝てるし。


ゲームは真剣にやるくせに、
僕には寝顔しか見せないつもり?

鼻、つまんで。
その規則正しい寝息が、止まると。

しばらくして。
んがっ。と目を覚まして。
僕を一瞬、笑いながらにらむ。

「・・・なんすか」
「ちょっ、息・・・、だめじゃん鼻つまんじゃ」

口元で笑って、スルー。
どっちが。

だめなの、そっちだろ。

「チャンミン」

言って、僕の顎を指で触る。
無視してもその指は、猫触ってんじゃねえんだからってくらい
顎から喉元をいったりきたり。


抱かないならさ、そーいう。
妄想、させんな。

エロい指。
指の腹と背を使って、巧みに撫で上げる。


「ねーえ?」


僕が欲しいなら、そう言いなよ。
・・・思っても。

僕のほうがいつも、我慢できないから。

・・・絶対、絶対言わない。


‘求めよ、さらば与えられん’


僕はいつだって求めてるんだから。
たまには、ヒョンが求めなさい。


「チャンミナ」

甘えた声で、僕を呼んでも。
そんだけじゃ足りないよ。

無視する僕に、業を煮やして。
ヒョンは起き上がる。


体、背ける僕の。
隣に、同じように胡坐かいて。
僕に寄りかかる。

思わず。
同じように首を、傾ける。
条件反射。恐ろしい僕。


あなたにくっつきたい僕は、いつも。
自分から行くばっかりだって、拗ねてて。
でもあなたが来てくれれば、その瞬間。
あなたに甘えるのが当然に、なってる。


ああ、むかつく。
体に染み付いたこの習慣が怖い。
習慣になるほどに、あなたを好きな自分が怖い。

その手が僕の太ももを撫でる。
さっきまで、あなたの頭があった場所。

そんなに安くない、と思いながら。
その大きな手のひらが、大好きだ。



あなたに、向いて。
僕に、向いて。

見つめ合う。
微笑みあう。

ゆるく、ふれる唇。
唇はどうして、特別な場所なんだろうと、思う。



見つめ合えば。
言葉なんか、要らない。
特に僕は、この目に自信、あるよ。
あなたを夢中にさせる、自信。


言わなくても、わかるでしょ。
ほら。

あなたの腕が、僕の肩に伸びる。


僕を引き寄せながら、あなたが。
僕をいたずらっぽく見つめて。
唇を少し、突き出して。
キスしろと、目が言うから。


惚れた弱み。

じらしながら、キス。


見つめ合って。

「す、き」

吐息混じりに、ヒョンが言って。

照れくさい、僕は。
目をそらして、笑う。


・・・求めなさい。



不意に、抱きしめられて。
・・・ああ。


もう、目なんか、合わせられない。

だってキスは、目を閉じるものでしょ?


僕にはあなたを、元気にさせる力がある。
あなたにも僕を、元気にさせる力がある。


僕たちは、お互いに、なくてはならないもの。
そして、あって当然な、存在。


僕を、抱けば。
あなたはきっともっと、元気に、なるよ。


・・・ねえ、早く。

あなたの体で僕を、甘い夢と、深い眠りへ、いざなって。



呼吸より。
息もできない、キスのほうが。

胸が苦しくなるほど、激しく、求め合うほうが。


・・・YES!


きっと、正しい。



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Re: タイトルなし

MW○○さま、こちらこそ、いつもありがとうございます!
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所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
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