Apprenti 75

ユノヒョンに抱きしめてもらって、本当にうれしくて。
ずっとこのままでいたいくらい、幸せだったのに。

朝早くかかってきた電話。こんな時間に誰だろうと思ったら。
「もしもし?」
「…ユノ、いるだろ。お前…前に言ったこと、忘れたか?」
「どう…し、て」

電話はそのまま切れた。怖くて、震える。

「テミンだろう? ちゃんと言っておくから、安心しろ」
「でも・・・」
「怖いなら、仕事に行くか? それなら、みんないる」
「そのほうが・・・いい、です」
「動けるのか、ちゃんと。それなら、行っても構わない。無理ならやめろ」

いき、ます。頑張ります、ちゃんと、動けます。・・・だって。
家にいるほうが怖い。思わず、首に手をやる。
ユノヒョンを信じられないわけじゃないけど、家にひとりでいるときに、テミンさんが、きたら。
本当に殺されるかも・・・しれない。
それにやっぱり、病気でもないのに、仕事は休んじゃいけないと思うんだ。
動きにくい・・・けど、頑張れる。

急ぐというユノヒョンに、少しだけ時間をもらって。
おかゆを作って、食べていってもらった。
動きにくくても、仕事をしていればきっと、何とかなる。

*****

「なんか今日、お前、ヘン」
「え?」
キュヒョンに、真顔で突っ込まれる。
「な・・・にが、ヘンなんだよ」
顔・・・赤くなってない、かな。

お前、なんでも顔に出すぎなんだよ。なんかいいことあったんだろ?
あっ・・・たといえば、あった、よ。動きにくい、体。
思わず、首に手をやる。

あと、さあ。・・・ん?
あの子、すっげえかわいい。

キュヒョンの、視線の先。
僕を見て、小首を傾げて、微笑う。

華奢で、色白の。
魅惑的な唇を持つ、冷酷な悪魔。

いらっしゃいませ。誰の声かも、判別できないほど。
震える。

彼が僕に、近づいてくる。


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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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Re: タイトルなし

hiko さま、いつもありがとうございます

囁きってこわいですよね・・・ぐふふ・・・!
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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