Apprenti 143

朝一番の飛行機で、ユノヒョンの住む、町へ。
やってきた。前に住んでいた場所よりもっともっと、都会で。

この町で、ふつうに暮らしていくことなんか、できるのかな。
ちょっと怖く、なった。

ユノヒョンに指示された、会社らしき場所へ行くと。
僕と同じくらいの背丈の、すごく真面目そうな人が、受付のところに立っていた。

「はじめまして。チャンミンさん、ですね?」
「はい、あの・・・」
「ガンウと言います。ユンホさんの、こちらでの世話係です」
「世話・・・係?」
「はい。簡単に言えば、秘書と言うか・・・、家政婦のようなことをしています」
「家政婦?」
ますます、意味が分からない。どういう、こと?
「彼のお父様から、彼が不自由をしないよう、身の回りの世話を頼まれています。
 もちろん、仕事のサポートも。・・・それが何か」
それが何か、って。すごく冷たい言い方をする人なんだな。
僕のこと、なんて言ってるんだろう。
「さあ、行きましょう。ユンホさんが帰るまでにあなたを連れて帰って、片づけを終えなければいけませんから」
「は・・・い」
「車を回してあります。どうぞ」
僕の荷物をさっと引き取って、大きな目で僕を見つめて、歩くよう促す。

「お疲れでしょう。眠っていてくださって構いません。着いたら起こしますから」
眠れるわけがないと思っていたけど。
自分が思うより、疲れていたらしい。飛行機も長かったし、空港から会社への道のりも。
空港まで行くといわれたけど、忙しいと思って断ったことを後悔したくらい、わかりにくかったから。

「着きました」
どれくらい眠っていたのだろう。
促されて降りると、目の前に、以前住んでいたマンションより大きなマンションが建っている。
「こちらの15階になります。さ、行きましょう」

広い部屋。僕の部屋と思しき場所には、ベッドやテーブル、ソファなどが並べられている。
それ以外は、服とか、身の回りのもの。あまり荷物が多くないんですねと、ガンウさんが言う。
「では、これから食事を作ります。嫌いなものは何かありますか?」
「えっ? あの・・・、僕、自分で作ります、から」
「あなたが、ユンホさんの会社の従業員だったことは承知の上です。どんな仕事をなさっていたのかも。
 でも、これは私の仕事です。すみませんが、私にやらせてください」
「は、い・・・。わかりました」

確かに、今は片づけを優先させなくちゃならない。せっかく作ってくださるなら、お言葉に甘えて。
僕は、そう思っていたのだけど。

エプロンをつけて、手際よく料理を始めるその姿を僕が見るのは。
これが、最初で。

最後には、ならなかったんだ。 


ブログランキング・にほんブログ村へ

ソンミンさん結婚のニュース・・・!
なんか最近のSMはすごいことになってきましたね。

大丈夫なのかなあ・・・。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

コメントの投稿

非公開コメント

所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

From Maroulina
2015ca-200-1.gif

kio-frau2015-2-side-1.gif

frau2-200.jpg

kio-4.jpg

frau17-200.jpg

frau16-200.jpg

更新履歴
コメント感謝です^^
kio-1a.jpg
所属事務所
月別アーカイブ
リンク
密談用

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
★鍵はずしたい?

この人とブロともになる

携帯用
QR