Apprenti 145

一切土地勘のない場所へ飛ばされて、仕事になるかと思いながら、この町へきたら。
「初めまして。ガンウといいます」
勝手に世話役をつけられていた。
見事なまでの三白眼。目も鼻も口も大きい。

背が俺より低いからか常に上目遣い、でも、三白眼がより強調されて。
チャンミンのような可愛さは全くない。
迎えの車に乗せられて、会社へ連れて行かれる。
そのまま、あちこち引き回されて一日が終わった。
家も全て手配してくれていて、ありがたいと言えばありがたいけど。

「では、帰りましょう」
「・・・メシ」
「私が作ります」
ガンウの言葉に、思わず見つめ返すと。
一切ひるむことなく俺を見つめ返して、淡々と言う。
「こちらでのユンホさんのお世話は全て、私がいたします」
「それくらい自分でできる」
「社長から仰せつかっています。これは私の仕事ですから」
「断る」
ガンウは失笑する。軽くため息をついて、俺を見上げて。
「もう一度言います。これは、私の仕事です。私から仕事を取り上げないでください。お願いします」

ご飯を作ってもらったら、これが驚くほどうまい。
「ガンウ」
「はい」
「何か、食に関わる仕事をしていたのか?」
「いや。・・・家で、家族に振舞っていた程度です」
それにしては、プロ顔負けの料理だ。これなら外食するよりいい。
「・・・うまい」
「ありがとうございます」
初めて、笑顔を見た。笑うと、意志の強そうな目が、細く糸のようになる。
どう俺の世話を焼きたいのか知らないが、任せてみようと思う。

「すぐ隣におりますので、何かありましたらお申し付けください」
「・・・隣?」
「はい。社長命令で、隣の部屋を与えられました」
いまいち事情が飲み込めていない俺に、ガンウがふんふん頷きながら言う。

「朝晩、食事を作りに参ります。洗濯や掃除などもお任せください。仕事もできる限りフォローいたします」
「ああ、家のことは・・・。あとから、連れが来る」
「・・・連れ?」
ガンウは首を傾げて少し考えてから、やっと合点がいったと言う顔をする。
「社長から、大体のことは聞いています。それとこれとは、別としてください」
「別?」
「ええ。家事については私がいたします。それが仕事ですから。あなたと、その・・・」
「チャンミンだ」
「チャンミンさんの関係については、一切干渉いたしません」
彼もお仕事がおありでしょうと、もっともなことを言う。

あなたがたにとっては、私は邪魔者かもしれませんが。
社長から、厳しく言い付かっておりますので、ご理解ください。
深々と頭を下げ、片付けを始める。
そのまま洗濯を始め、部屋の掃除をしだす。
いつの間にしたのか、風呂掃除まで終えていて。

どうぞ。完璧に家事をこなすガンウを、見て。
ありがとう、助かるよ。言いながら思う。

これは、チャンミンが・・・がっかりするだろうな、と。



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スーパー家政婦登場でどうなるチャンミンの立場・・・w
邪魔はしないというガンウくんですから、その点心配はありませんが。
一家にふたり女はいらないのよ・・・w

でも! 女の立場をこなせるのはチャンミンだけ。
女の役目だけ頑張っていただきましょうか・・・。


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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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