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Ishtar 09

ユノから電話が来たのは、22時過ぎだった。

「もしもし? どうした」
「どうって・・・。どうもしねえよ」
「用があるからかけたんじゃないのか」
「用がなきゃ・・・かけちゃいけないのかよ」
「そうは言ってない」
でも、不満そうなのは分かる。僕だって用がなければかけない。
そのくせ、自分からの電話はいつでも出て欲しいなんて、わがままだってことも。

「今どこにいるの?」
「ああ、友達のところだ」
友達。テヨンさんのところとは言わないのか。
「カフェ?」
「違う。テヨンさんのところだ」
突っ込まなければ言わなかったってことは、言いたくなかったってことだ。
「いつ、帰る?」
「明日には帰る」
「泊まるってこと?」
「お前も、レラのところに泊まるんだろ?」
「そう、だけど、ユノが帰るなら、帰る」
「何言ってんだ。ゆっくり遊んで来い」
やだ。言い返そうとしたら、ヒニムヒョンにスマホを取られた。
「ああ、ごめんなユノ、こいつなんか勘違いしてんだよ。うん、お前が浮気するんじゃないかって。考えすぎだよな」
僕が言えないことを、あまりにもさらっと、言ってしまう。
ヒニムヒョンは僕を見てニヤッと笑って。
「大丈夫だよ、ちゃんとかまっておくから。お前もゆっくりして来い。じゃな」
「あ」
手を出したのに、ヒニムヒョンは勝手に切ってしまって。
そのままポケットにスマホをしまった。
「スマホ禁止。ゲームやるぞ、ほら」

考えすぎなのはわかってる。それでも。
夢中でゲームをするしか、忘れられる方法はなかった。


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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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