Apprenti 157

ついていきたいのはやまやまだったけど。
僕があの二人のことに関わるのは間違っていると思うから。

ついていかないことにした。ガンウさんがテミンさんとも友達だと言うなら。
テミンさんにとってもいい結果を導いてくれるに違いない。何より、ユノヒョンのためになることをしてくれる。
それは、僕にはできないことだ。寂しいけど。

「ただいま帰りました」
ガンウさんの声がして。
玄関に急ぐ。ユノヒョンも、いた。
「・・・おかえりなさい」
「ただいま」
夕飯にしましょう。ガンウさんは何事もなかったかのように言う。
ガンウさんにお辞儀をしてからユノヒョンを見つめると。
「ごめんな、心配かけて」
「テミンさん・・・は」
「ああ、大丈夫だ。テミンの友達に、頼んできた」
「友達・・・」
「ガンウが呼んでくれた。あいつじゃなきゃ知らないこともあるんだな」
僕の頭をぽんぽんとして、奥へ入って行くユノヒョンの背中を見て。
僕だけじゃ、足りないのかな。そんなふうに思う。違う意味なのは、わかっていても。
力になりたいのに、僕じゃダメなんだね。少しだけ寂しく、なる。

ガンウさんが帰った後、ユノヒョンに抱きついて。
この寂しさを埋めてもらおうとするけど。
何かに悩んでいるようなユノヒョンを見たら、甘えてばかりもいられない。
「テミンさんとは・・・もう、会わなくて大丈夫なんですか?」
「しばらく入院するらしいんだ。それで、会いにきた」
「入院って・・・」
ユノヒョンが僕を抱きしめる。心配しなくていいと。
もうこれで、テミンさんに怯える生活をしなくていいんだろうか。
離れてしまったから、しばらくは会わないと思っていたのに。

早くベッドで抱き合いたい。この不安は消えないけど、せめて抱いてもらえたら。
ユノヒョンを独占しているのは僕だけだと、落ち着くこともできるのに。
疲れているのか、ユノヒョンは僕をただ抱きしめるだけで眠ってしまう。
何度キスしても、あちこち触っても起きてくれない。

いつになれば安心して、ユノヒョンとふたりきりになれるんだろう。
本当はガンウさんだって。

これだけお世話になっておいて、失礼極まりないことはわかっていても。
早く帰って欲しいって・・・思ってる。



ブログランキング・にほんブログ村へ

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

From Maroulina
2015ca-200-1.gif

kio-frau2015-2-side-1.gif

frau2-200.jpg

kio-4.jpg

frau17-200.jpg

frau16-200.jpg

更新履歴
コメント感謝です^^
kio-1a.jpg
所属事務所
月別アーカイブ
リンク
密談用

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
★鍵はずしたい?

この人とブロともになる

携帯用
QR