Apprenti 164

チャンミンが戻らない夜は長い。ひとりでは、なんだか寂しい気がする。
チャンミンが来るまでの間、ガンウにしっかり管理されながらも。
時々は遊んでた。たまには、そういうのも。

思ってたら、チャンミンから電話。
ガンウに入れ知恵されたか。思わず苦笑する。


「どうした」
「今日はこのまま、ガンウさんちに泊まります」
「わかった。ゆっくりして来い」
「お出かけしたらダメですからね」
「・・・ああ」
「いいですか、絶対ですよ」
いきなりガンウに変わってる。どうやら酔ってるらしい。
「ガンウ、お前」
「なんですか? 酔ってませんよ。このくらいで・・・」
「あ、ガンウさん、ダメですよそれ僕の・・・」
「いいんですっ。僕にも飲ませてください」
なんだか、やり取りがふたりの世界になってきて。
「・・・チャンミン、お前も飲みすぎるなよ」
「は、い。わかりました、あ、ホントに出かけちゃダメですからねっ!」
「わかったよ」
いーや、わかってませんよユンホさんは! 遠くでガンウの声が聞こえる。
そそくさと電話を切ったチャンミン。どんな様子なのかのぞいてみたくなる。

こっちでは、俺もチャンミンも、もちろんガンウも頼れる人間がいない。
俺やチャンミンは、仕事場で新しい人間関係を築くこともできるが、ガンウは。
俺について回って、自由な時間もない。
それを思えば、チャンミンがガンウのいい友達になってくれたら、ありがたい。
性格的には合わないように思えるけど、それでもこの環境なら親しくなれるかもしれない。

チャンミンが来てから、ひとりで寝ることはなかったから、たまにはいい。
この広いベッドを窮屈に感じることなくゆっくりと眠れる。

誰彼構わずベッドに引きずり込んでた頃がうそのように、今は。
お前だけを抱いているけど。

そろそろ、退屈の虫が騒ぎ出す。お前を泣かせたくはないと思いながらも。
ガンウが席をはずした隙に声をかけてきた女が、いた。
渡されたメモを探そうと、ジャケットの内ポケットに手を入れた。メモを引き出してみたら。

彼女が書いた連絡先のメモの下に、しっかり。
ガンウの文字。
「裏切る気ですか?」と。
やっぱりあいつには全部読まれてる。ガンウの部屋のほうを向いてから。
軽いため息。しっかりした番犬を雇ったもんだ。


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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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初めてガンウよっしゃと思ったーーー!!(笑)

このまま、根無し草にならないようにユノヒョンを管理したってください!!

いい感じになってきた♪

こっちは初コメです♪
いつも楽しんでます。
チャンミンとガンウ、いい話し相手になるといいですね♪
ガンウ。。。抜かりなしですね(笑)
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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