My Dear

「こんなところにいたんだね。探したよ」

本当に些細なことで、僕は君に冷たく当たってしまった。
君はクローゼットの中、白いシーツに包まってうとうとしていた。
そのしなやかなかたまりごと抱き上げる。

さらさらの髪、安らかな寝顔。僕に抱き起こされた振動で目を覚ました君は。
手の甲で目のあたりを擦りながら唇をむにゃむにゃと動かす。

もともと冷たい体。それでもこうしてぬくもりの中にいると。
少しは体温らしきものが上がる。ただそれだけで僕は幸せだ。
君は僕を見上げ、また泣きそうな目をしてから頬を膨らませた。

「ごめんね」
「・・・いや。きらい」
「ごめんね」
首を横に振る。仕事が忙しい、邪魔をしてはいけないと言っただけだけれど。
僕しかいない君にとってそれは酷く冷たい言葉に聞こえたのだろう。
愛情を持って育てなければいけない赤子のような君を、姿かたちが少年だからと、何故突き放したのだろう。
頭では理解していながら。
本当は怖かった。君にどんどん溺れていく自分が。
「いや。きらい。・・・だい、すき」

抱かれるまま拗ねていた君は、こらえきれず僕の首に腕を回す。
その勢いによろめくほど君は僕に抱きついて。
「だいすき、ヒョン、だいすき。だいすき。・・・離れちゃ、やだ」

ただのキカイというにはあまりにも愛らしく。
その後れ毛まで本当の人間のようで。
匂いのしないはずの肌。柔らかな首筋に口付けると。
僕の好きなシャンプーの香り。甘く誘う。

君を離さないよ、ずっと永遠に。
君から離れないよ。君が望むなら。
過去も未来もこの命さえ君にあげる。

だからずっとそばにいて。僕のかわいい天使。



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書き出し.me よりネタをいただきました。

久々の甘えんぼチャミロイド。
早く続きを書かねば・・・w

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
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