Apprenti 172

ガンウはもともと無口で、あまりべらべらと話すことはない。
何か用があるときはしゃべる。
アルトの響きは、耳に心地いい。だから俺はガンウの話し声は嫌いではない。

ただ。怒っているときのガンウの顔は、なんというか。
迫力がありつつもキュートで、笑ってしまう。
そして、普段しゃべらないせいか、しゃべりだしたらマシンガントーク。

「聞いてますか? ユンホさん」
「ああ、うん」
「僕はあなたに精一杯仕事をしていただきたいんです。あなたにとって不要であり有害だと判断できるものは、僕ができる限りで排除するよう努力しています。カラムさんの事だって、ユンホさんがもっと毅然とした態度を取れば距離を置くことも可能なんじゃないですか?」
「まあ・・・そうだな」
「ならどうしてそうしないんです? 仕事がらみで無下にできないことは百も承知です。だからといってあなたの部屋で僕を排除してまでふたりきりになって、挙句の果てにあんな・・・は、破廉恥な、ことを」
ああ、多分俺のひざの上に座ってたことを言ってるんだな。
車を運転しながらも、顔を赤くしているのがかわいらしい。
「なんでチャンミンに電話をかけさせたんだ」
「彼の声を聞けば、ユンホさんも冷静になるんじゃないかと」
「心配したんじゃないのか、逆に」
「事情はあとでユンホさんに話していただくよう言ってあります」
・・・ヤバイ。また泣かれる。思いながらも。
ルームミラー越しの眼力に身が引き締まる。
「とにかく、今日の件は社長にも報告します。いいですね」

*****

夕食の時間。今日のガンウさんは僕の手伝いを許してくれた。
ユノヒョンはこの隙にシャワーを浴びてる。
「やましいことがあるんですかね」
「さあ・・・そのあたりはユンホさんに直接聞いてください」
「カラムさん・・・また、なにか」
「しっかりお灸をすえておいてください。あの人がいるといろいろ面倒なんです」
「めん・・・どう」
ユノヒョンがシャワーを浴びて出てくる。その姿を見るだけで。
ガンウさんがいるのに、ときめいてしまって。

「食事ができるまでお話しててください。支度でき次第呼びますから」
ガンウさんの粋な計らいに感謝して、ふたりで部屋に行く。


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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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