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■Side-M

スーパーでジヘちゃんと、その友達に会った。そのときちょっと気になることを、言われて。
ユノが本当はどう思ってるか、確認してみたくなった。
「あれ? 今日はいいの?」
「・・・いいよ」
ユノは不思議そうな顔をしながら、自分の好きなアイスをカゴに3個ぶち込む。ストロベリーアイスをチョココーティングしたこってこてに甘そうなヤツ。
ま、イチゴとチョコってユノの大好きな組み合わせだしな。知らなかったわけでもない。
一緒に出かけたとき買うのは見たことないけど。
ジヘちゃんたちと別れて家に帰るまでの間、ずっと聞きたくて、でも、聞けなくて。

ご飯食べ終えて、ゆっくりテレビ見てるユノに声をかけると。
ユノはテレビを見たまま、背中越しに返事する。
「なあ」
「んー?」
今度はソファに首を預けた状態で軽く振り向いてみせる。
「俺に遠慮してるのか?」
「ん?」
俺に向き直って座る。ソファの上で正座してるんだろう。
「住まわせてもらってるって気持ちが強いんだろうって、言ってたぜ。ジヘちゃん」
「うん、そうだよ」
コイツ・・・あっさり頷きやがる・・・。
「なんだよ、それ」
「だってさ、俺が無理いって住まわせてもらったことは確かだろ?
 俺、感謝してるんだ、お前に。とーっても」
・・・なんか、腹立ってきた。片づけを終えて、ユノの前に回りこむ。
「住まわせてもらってるなんて、本気で思ってるのか?」
「そういう気持ちは忘れちゃいけないだろ? おかしいか? 俺」
「おかしく、ない。でも、俺が言いたいのはそういうことじゃねえよ」
どう言えばわかるんだ、こいつは。むしろ、言わなきゃわかんないのか。
「なに怒ってんだよ?」
首をかしげるユノ。かわいいからこそ、ムカつく。
「だから! なんでわかんねえんだよ? 俺たちは対等だ。お前に遠慮される理由なんかないんだよ。
 最初は確かに居候だったかもしんねえけど、今は・・・」

俺、いつからこんなになったんだろう。お前のこと考えるだけで。
すぐ興奮して、泣きそうだ。きょとんとしたユノを、見つめたまま。
「好き、だから・・・一緒に暮らしてんだろ? 違うのかよ」
「そうだよ」
「だったら・・・遠慮なんかすんなよ。お前がヘンに気を遣う必要、ないんだ」
「じゃあ・・・」
「なに?」
「アイスいっぱい買ってもいい?」
・・・コイツ・・・呆れてものが言えない。
「アイスは食べ過ぎるからダメだ」
「いちごオレは?」
「あんな甘いもん毎日飲むくらいならせめてイチゴそのものを食え」

ユノはムッとしたあと、ほっぺたを膨らませた。笑いをこらえていたようだ。
「やっぱなあ。ダメじゃん」
「当たり前だろ? お前の体のこと考えて言ってんだよ。それ以外のことで俺がああだこうだ言うことあったか?」
ユノはしらじらしい・・・と言いたげな顔で俺を見る。
「俺さあ・・・毎日お前にああだこうだ言われてんだけど・・・」
やっべ墓穴掘った。思わず笑ってしまう。
ユノに肩を抱かれ、引き寄せられた。自然にその体にもたれかかって。

ま、いーよな。嫁さんってのはだいたい口うるさいって決まってるし、だって。
睨みつけたら、すかさずキス、されて。

あああ。俺やっぱ好きだ、ユノのこと。
「居候じゃない。同居でもない」
「ん? じゃあ、なに?」
「同棲だ、同棲。いーか、覚えとけ」
「どうせい・・・。ま、どうせいだな」
・・・意味がいろいろ違う気がしないでもないけど、まいっか。


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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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