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Apprenti 187

目が覚めると、ユノヒョンはいなくて。
「ユノヒョン?」
呼んでも、返事もなく、姿も見えない。
ふらふらの体で立ち上がって隣の部屋へいく。・・・いない。
トイレ、バスルーム、声をかけても、どこにもいない。

不安になって、急いで服を着る。どこかに出かけたの? 携帯を鳴らしたら。
隣の部屋から聞こえた。部屋に行くと、テーブルの上で鳴ってる。
いやな予感がして、部屋を出ようとドアに手をかけたら、すごい勢いで引っ張られた。
「あ」
「チャンミン。・・・どうした?」
どうしたじゃ、ないよ。怒りと悲しみと安堵で、涙がこみ上げる。
抱きつくと、ユノヒョンは優しく背中を撫でてくれる。あなたの鈍感さが憎い。
僕がこんなに心配しているのに。
あなたは何も考えていないなんて。
「・・・どこへ」
「酒買ってきただけだ。・・・ほら」
ビニール袋を見せる。普段お酒なんか飲まないのに。
「ほかに何か用があったんじゃないですか?」
「・・・ないよ」
「ウソだ。さっき見た。・・・スマホ」
ユノは少し目線を外す。スマホの画面に、僕のと、レラさんからの不在着信が入ってた。
スマホを渡すと、かすかに眉をひそめる。
「疑ってるのか」
「疑いっていうよりは・・・確信に近い、かも」
「たった10分程度で何ができる? お前も面倒なヤツだな」
近づくと、いつもと違う匂い。それでもシラを切るつもりか。
僕を引き寄せる腕から逃れる。僕の目を見てニヤッと笑って。

あいつが困ってたから、少し話しただけだ。
心配しなくても、何もしてねえよ。ハグしてやったくらいだから。

信じられない。じっと睨みつける僕を強引に引き寄せて。
口付ける。熱く流れ込む舌は、誰の味もしない。
あなたの味だけ。

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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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