Ishtar 49

「・・・はい。ええ。これ以上出かけたりはしないと思います。
すぐに迎えに来ていただけますか? それまでに準備しておきますから」

眠りこけるあなたを尻目に、マネージャーに電話して。
明日の迎えの予定を早めてもらった。ユノのことだから、会いに行ったあと、自分で行くつもりだったんだろう。
あとは、ユノの携帯にあの人から電話が入ったら、丁重にお断りするまで。

「・・・もしもし?」

電話に出た僕に、彼は驚いていた。
「チャンミンくん・・・か」
「ええ。・・・ユノは眠っています。・・・何か御用ですか?」
「ああ。直接ユノに話すよ。・・・またかけ直す」
「待ってください」

もう、ユノにこれ以上深入りするのはやめていただけませんか。ストレートにそう、言った。
テヨンさんはため息をつく。

「君がユノに恋をしているのと同じだ。僕とユノが付き合うことを君がなぜ反対するんだ」
「申し訳ありませんが、僕はあなたとユノを共有するつもりはありません」
電話越し、テヨンさんが笑ったように感じた。
「僕もそんなつもりはないよ。君との関係は兄弟の延長だと思っている。
そのことと僕のことはまた別の問題だ」

予想以上に、この人はユノに執着している。
奥さんに知られてまでこの関係を続けたい理由はなんなんだ。

「ご家族の気持ちを・・・考えたことがあるんですか」
「君には関係ない」
「関係、あります。ユノは、僕の」
「恋人、か。そうかもしれないな。でも結婚しているわけじゃない。公に認められてもいない。
結婚していても、僕のように仕事上必要な関係なら、許されるべきじゃないのか?
僕は・・・ユノといると安心するんだ。君には見せない弱さを、僕には見せてくれる。
家族には見せられない姿を、ユノには見せられる。お互い必要としてるんだ」

その言葉に。
彼に迫られるあなたが、どこか甘えた目をしていたのを思い出した。
ふたりで話すときの距離の近さ。雰囲気の甘さ。抱かれていたなら。
それが常習的ならなおのこと。

認めません。ユノにはっきりさせてもらいます。僕を選ぶか、あなたを選ぶか。
それまで、お待ちください。

一方的に伝えて、電話を切った。着信履歴と電話番号を、消去、して。




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テーマ : 東方神起
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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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