Ishtar 51

「そこまで大袈裟にすることか」
「当たり前です。何度あなたの裏切りに・・・目をつぶってきたと思ってるんですか」
「お前だって」
「不可抗力と浮気は違います。僕は望んで他人に抱かれたことはない」
ユノは眉を動かし、ニヤリとする。何が言いたいのか。
わからない。それでも負けるわけにはいかない、この人の矛盾に。
「まあ・・・いいや」
あっさり負けを認めて手を下げると思ったら、のらりくらりとかわすつもりか。
シャワールームに向かう背中を見つめていると、ユノがゆっくりと振り返った。

「どうすれば満足するんだ。テヨンさんともう、付き合わなければいいのか」
「ええ。はっきり言わせてもらえば、そういうことです」
「考えておく。お前だってそんなにすぐに結論が出せる話じゃないことくらい分かるだろう?」
「・・・でも」
「仕事終わってから考えるよ」

考えなければ結論が出ないのか。文句を言いたかったけど。
仕事の前にあれこれ言ったところで気分を害するだけだ。仕事に支障が出ることはしたくない。
仕方なくそれ以上は突っ込まなかった。仕事を持ち出されたらどうすることもできない。

別々の仕事に行くのは、気分としては新鮮だけれど。
やっぱりどこか寂しい。仕事をしている間は、気楽な部分もある。
それでも、仕事を終えたらすぐに会いたくなる。ユノと話したくなる。
僕にとってあなたは、誰にも代わりはできない存在なのに。

あなたにとって僕はさほど重要な存在ではないらしい。
切り捨てられる可能性もあった。わかっていながら。
結論を急ぐのはあなたを手放したくないからだ。あなたの自由を許したら。

あなたはきっと翔んでいってしまう。

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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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