gadget second 35

■Side-M

「よろしく・・・お願いしま・・・」
す、が聞こえねえがどーしたっ?
「ま、とりあえず今日だけだからさ、頼むな」
ユノがカイの肩を抱きながら俺に頭を下げる。まったく・・・。
だいたいなんだかんだうちに泊まりに来すぎだろーがっつんだよ。

そうは言うものの、まあしょうがねえなと思って。
三人で家に向かう。途中で買い物だな、メシ代はユノに出させよう、なんて思ってたら。
「カイ」
後ろから声が聞こえる。ん? 誰だ?
振り向いたら、そこにいたのは目鼻立ちのくっきりとした、色白の少年。
サラサラの髪を短く切りそろえていて、中学生かと思うほど。
「ギョ・・・ンス、ヒョン」
げ。なにこいつかわいいじゃん・・・!
カイはギョンスと呼ぶその子供(に見える)に、すすすっと近寄って、肩にあごを乗せる。
そんなカイの背中を無表情でポンポンと叩きながら、ギョンスとやらが俺たちを見て言った。
「ド・ギョンスと申します、あの・・・、カイは、僕が連れて帰ります」
「え? 大丈夫なの?」
ユノが心底驚いたような声を出す。とりあえず静観の構え。
「はい、まあ、ここからは遠いですけど・・・先輩がちょうどこっちに来る用があるとかで、明日なら送ってもらえるって」
「そっかあ、じゃあ、いいの? どうする?」
どーもこーもねえだろよ、せっかくかわいいかわいいお友達がお迎えにきてんだからカイも一緒に帰るだろ。
「カイ。カイはどうしたい?」
耳元でささやくような感じで。
なんだろ・・・こいつらデキてんのかな・・・いくら俺でも人前でこうはできないぜ・・・。
感心しつつ、返事を待ってたら。
「いっしょ、行く」
カタコトになってんじゃねえか・・・。
「そっか、よかったな。カイ、お前いい友達持ったなあ」
ユノ、心底感激したような顔で、カイとギョンスの頭をかわるがわる撫でている。
どっちもいやそうに見えないのが笑える。
じゃあ、すみません、ありがとうございました。言ってカイを連れて行く、ギョンスの後ろ姿。
ぴょこぴょこして、なんか・・・かわいいぞあれ。

「ちょっと・・・! 待って」
かわいいと思ったのと同時に、声が出てて。
ユノ、不思議そうに俺を見る。カイとギョンスも振り向いた。

一晩で・・・よければ。
うち、泊まれよ。

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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