gadget second 38

■Side-M

チッ。盛大な舌打ちをしそうになってとっさにブレーキ。
わかった、来い。言ってギョンスと台所へ。
ユノはそのままカイのところへ行ったらしい。
ギョンスと二人で準備して部屋へ行く。カイはいつになく赤い顔をしていた。
その手を、ユノが握りしめてる。やっぱ、舌打ちしそうだ。

ありがとうございますとギョンスがユノに言う。ユノはそっと離れて、ギョンスがカイの汗を拭いてやっている。
「着替え、これで足りるか?」
「はい、本当にありがとうございます」
「下着も買ってきたほうがいいかなあ」
ユノの言葉に乗っかって、ふたりで家を出る。

お金を、というギョンスを軽くかわして。
後輩が困ってるときに、金なんかいらない。別に、大した金額じゃなし。
コンビニで下着類とちょっとしたつまみや食べ物を買って。
氷は結構用意してある。あとはカイが食べたがりそうなもの。調子が良くなればチキン食べるだろう。
余分に買って帰る。

心から心配しているユノに、さっき手握ってたよなお前、とはいえなくて。
それとなく、誰もいねえし。
ユノと反対側の手にビニール袋下げて、ユノの手にこつんと手をぶつける。
ん? って顔するから、指を軽くからませてみたら。
ああ、と手をつないでくれた。
確かこっちの手だった。俺がどんだけしつこい性格か、忘れんなよ。

家に帰ると、カイはまだ苦しそうに息をしていて。
ギョンスはベッド脇に座り込んで、カイの手を握りしめて眠ってた。
かわいいな。単純にそう思った。ユノに対する気持ちとはまた別で。
「あ、すみません」
「いいよ、お前は寝てればいいから。このソファも使えるぞ」
ユノがソファの上にあった荷物をどかしてベッドにする。手でギョンスをどかし、ベッドの隣にくっつけて。
「ここなら安心して寝れるだろ? 俺たちも様子見にくるから」

寝る前に一度着替えさせたいというギョンスのために、みんなでカイの服を脱がして。
さすがにパンツは、ギョンスひとりで脱がせて、見ないようにして着せてやってた。
やっぱり、そうかな。しみじみ思う。ギョンスはまじめで優しいから、あんまり気づいてなさそうだけど。
カイはギョンスのこと、好きなんじゃないかな。ギョンスも、なんとなく可愛がってるつもりだろうけど、実際は。

温かく見守ろう。今夜、何ができなくたって。
いつだってできるもんな、俺たちは。


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

コメントの投稿

非公開コメント

所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

From Maroulina
2015ca-200-1.gif

kio-frau2015-2-side-1.gif

frau2-200.jpg

kio-4.jpg

frau17-200.jpg

frau16-200.jpg

更新履歴
コメント感謝です^^
kio-1a.jpg
所属事務所
月別アーカイブ
リンク
密談用

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
★鍵はずしたい?

この人とブロともになる

携帯用
QR