初めて恋をした日 215

■ CHANGMIN See

「母さん」
「・・・なぁに?」

母さんが来てくれたら、それまでいじけてた僕も。
結局、機嫌よくなってしまう。やっぱり、母さん、大好き。
いっぱいおいしいもの作ってくれて、着替えとか、お菓子もいっぱい持ってきてくれて。
お小遣いもくれた。あるから、大丈夫って言っても。
これから勉強も大変になるんだし、今のうちに遊んでおきなさいって。

そんなこと、言われたら。
ユノヒョンのこと、思い出した。
ユノヒョンと、一緒に暮らしたいって、言ったら、なんて言うかな。
「あの、ね」
「はい」
「友達と、一緒に住みたいって、言ったら、・・・どうする?」
母さんは、にっこり笑って。
「誰と住みたいの? そんなこと、今まで言ったこともないのに」
寂しくなった? 言いながら、僕を抱き寄せる。
ちが、うよ。母さんを、ふざけて押しのけると。
母さんが一緒に住んであげたい! って、笑う。
で、誰と? キュヒョンくん? ソンミンくん? 母さんが知ってるこっちの友達は、それくらいだ。

・・・まさか。
ユノヒョンって言うなんて、思わないんだろう。
「違うよ」
「じゃあ、誰なの?」
「びっくり、するかも」
「・・・誰かしら?」
「ユノ・・・ヒョン」
言うと、母さんは本当に驚いたという、顔をして。
「ユノさんと?」
「・・・ん」
「あら、いつの間にそんなに仲良くなったの?」
母さんは、本当にうれしそうに笑う。
もしかしたら、いけるかも。うれしくなって。
「あれから、勉強教えてもらったり、してるんだ」

そうなの。僕の頭を撫でながら、母さんが言う。
「あなた、本当にユノさんのことが、好きなのね」
何気ない、言い方なのに、僕は。
思わず、照れてしまって。
ユノヒョンが、僕にしたことを。さまざまな愛撫を、思い出す。
「う・・・ん」
「でもね、チャンミン。ユノさんはいいって言ったの?」
「・・・母さんに、聞いてみたら、って」
「まあ。ユノさん、きっとお困りでしょう?」
「困らないよ。ユノヒョンだって、僕のこと、弟みたいだって、言ってくれてるもん」
そうね。きっと、ユノさんはあなたのこと、大事にしてくれてるわね。母さんは笑う。

困らせちゃ、ダメよ。ユノさんは、大人だから。
あなたを傷つけまいと、はっきりとは言わないだけよ。
あなただって、大学に受かったら、こっちに帰ってくるんでしょう?
それまで、我慢なさい。

あっさり、そう言われて。

僕、こっちに、残りたい。思わず、言ってしまった。
あら、どうして? こっちにも、いい大学、あるから。
お母さん、寂しいわ。チャンミンが帰ってくるの、待ってるのに。

そんなふうに、言われたら。
やっぱり、僕の我儘を通すことも、できない。
大学は、そっちの大学、受けるから。それまで。
・・・ダメ? ユノヒョンと、住んじゃ、いけない?
しつこいかなって、思ったけど。

どうしても、どうしても。
一緒に、いたいから。


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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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