Pleasure poisoning(シム×モモ:閲覧注意) 140

次の日。ジヘちゃんと勉強をしていたら、ユノくんがやってきた。
ユノくんも一緒に勉強する。
帰りはジヘちゃんと三人のつもりでいたら、ジヘちゃんは途中で友達の家に寄ることになって、ユノくんとふたりきり。
ふたりになってから、しばらく無言で歩いて。
突然ユノくんが話し出す。
「先日、お見かけしました」
「あら、そう?」
チャンミンさんの言葉を、思い出す。
ユノくんを見かけたと。私たちを、見ていた、と。

「旦那さんと、映画に行かれたんですね」
「ええ、久しぶりにふたりで出かけたんです」
「そう・・・ですか」
ユノくんは少しだけ寂しそうな顔をした。
その顔に、なぜか胸が痛んだ。どうしてだろう?
この感情の理由が、私にはわからない。
「とっても素敵な旦那さんですね。背も高いし、イケメンだし」
「本当ですか? 主人、きっと喜ぶと思います」
「いい、なあ」
「・・・え?」
「先生みたいな人を、奥さんにできて」
ボソッとつぶやいた言葉を。
「やだ、何言ってるんですか」
私は冗談で笑い飛ばそうとしたのに。
ユノくんは立ち止まり、私をじっと見つめて言う。
「ホントです。・・・本気です」
まっすぐな目で見つめられて、何も言えなくなった。
夕方の、学生たちでごった返す駅前の交差点で。
好きです。消え入りそうな声で、でもすぐ近くで聞こえた。
信号が変わって、歩きだす寸前、黙ったままの私を見て、ユノくんは穏やかに微笑む。
「ごめんなさい。困らせちゃいましたね」
「・・・いえ、そんな」
「安心してください、何も、望んでませんから」
「ユノ、くん・・・」

前からまっすぐに突き進んでくる人がいて。
私たちの間を、通り抜けようとしてる気配が伝わる。
とっさにユノくんが私の肩を抱いて引き寄せる。
その瞬間、ドキッと、して。

私は、恋を知らなかった。
愛されて愛することしか、知らなかった。
電車に乗るユノくんと駅の前で別れるまで、肩に回された腕が、とても。
温かかった。


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ジャンル : アイドル・芸能

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うおーーー
も、モモちゃんが秘密の思いを抱き始めたあーー(;≧д≦)
ドキドキドキドキ…

ユノくん・・・

キャー(>_<)

どーするの?
モモちゃんどーなるの?
チャンミンさんまたどっかで見てないですよね?

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ドキドキするぅ

モモちゃん純粋だから、気持ちに気付くとどうなるかな?
ユノくんのストレートさとスマートさに、もしかして?
チャンミンどうでる?
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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