Pleasure poisoning(シム×モモ:閲覧注意) 142

髪を乾かそうとすると、お風呂に入っておいでと、やんわりと断られた。
今まで、こんなふうにかわされたことは一度もないのに。
ちょっとショックを受けながら、お風呂に入る。

チャンミンさんに言われた言葉を、思い出す。
ユノくんがあんなことを言ったのは、きっと、気まぐれで。
私も、まさかと思ったからドキッとした、だけ。
避けられるくらいなら、嫉妬されたほうがいい。
髪を乾かしていても、チャンミンさんの気配はしなくて。

いつの間にか。
チャンミンさんに愛されるのが当たり前になっていた。
私は、すごく傲慢な人間なのかもしれない。

リビングにも、チャンミンさんはいなくて。
ベッドルームに行くのは、怖かった。きっといないと思ったから。
チャンミンさんの部屋。仕事をしているんだと思う。ノックをして、ドアを開けると。
チャンミンさんが仕事をしていた。
「先に寝てていいよ」
いつもの笑顔で、チャンミンさんはそう言うけど。
眠れるはずがない。静かに、怒られるほうが。遠回しに拒絶されるほうが。
深く、胸に突き刺さる。
「お夜食、作りますね」
「今日はいらない。さっきいっぱい食べたから」
「そう・・・ですか。わかり、ました」
「おやすみ」
「・・・おやすみなさい」

部屋を、出るしかなくて、
胸が、重苦しい。
ベッドルーム。ひとりで布団にもぐりこむ。

好きです。ユノくんの言葉と、温かな手。
死ぬまでそばにいたい、そばにいて欲しい。チャンミンさんの言葉。
もちろん私にとって大事なのは、チャンミンさんで。
ずっと一緒にいるのも、チャンミンさん。わかってた、はずなのに。

心の、どこかで。
ユノくんを思い出してる私がいる。
チャンミンさんはそれに気づいてたから、ずっと前から、ユノくんの存在を警戒してた。それを私にも自覚させようとして。

ため息をつく。当たり前ね、こんなふうに。
ひとりで眠らなきゃいけないのは。
愛されてばかりで。
チャンミンさんを、しっかり、愛していなかった。涙がにじむ。
しばらく、泣いていたけど。
やっぱりこんな気持ちじゃ、眠れない。来なくていいと言われたとしても、ちゃんと謝りたい。
自分の自覚のなさを。愛されてばかりいたことを。

部屋を、出たら。
いきなりチャンミンさんの硬い胸に、ぶつかった。
見上げると、チャンミンさんも寂しそうな顔を、していて。
「どこ、行くの?」
「あな、たの・・・とこ」
しがみつく。どうして、なんでもわかってしまうの?
私をきつく抱きしめて、髪を撫でてくれる。
いじめて、ごめん。・・・愛してる。頭の上から降る言葉に。
頷くと、そのままベッドルームに連れ戻される。


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なんだか胸がきゅうってなります・・・
(´;ω;`)
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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