Pleasure poisoning(シム×モモ:閲覧注意) 143

いつもみたいに、そのまま押し倒されるのかと思ったら。
チャンミンさんは私の手を引いてベッドに腰かけさせる。
隣に座って、私を見つめて。
優しく微笑んだ。
「俺はね、モモ。モモが望むなら、できる限り叶えてあげるつもりだよ」
「・・・はい」
「もし、本当に、俺よりあいつのことが、好き、なら」
「違います、そんな」
言いかけた私の唇を、その指が止める。
「・・・わかってる。モモがたくさん恋をしてないだけだって」
何も言わせてもらえない。チャンミンさんのことを好きな気持ちは、本当なのに。
「俺よりあいつのことが好きなら、・・・いや、好きだとしても、俺はモモを誰にも譲るつもりはない」
チャンミンさんを見つめる。
「でも、本気で惚れたら・・・その時はちゃんと教えてくれ」
いとおしそうに、私の頬を撫でて。
私の気持ちがフラフラしていたから、チャンミンさんにこんなかおをさせているだけなのに。
すごく、切ない気持ちになる。
首を横に振る。私は、チャンミンさん、あなたから。
離れるつもりは、ありません。思いを込めて見つめる。
言葉で、伝わるかしら。あなたが好きだと。
チャンミンさんは、おでこをくっつけてくれる。

今の、俺はさ。
本当は狂いそうなんだ。だから、これ以上そばにいられない。
俺を裏切ってないことはわかってる。でも、俺に抱かれながら他の誰かのこと考えたり、されたら。
さすがに・・・キツイよ。

チャンミンさんが、言葉の端々に何かを、匂わせると。
浮かぶ、笑顔。
寂しいんですか? 俺の気のせいなら、いいけど。
そんなふうに言ってくれた。

気の迷い。自分でもわかってる。
ただ、私が我儘なだけなの。

チャンミンさんに、手を伸ばす。そっと、抱きついて。
背中に腕を回す。チャンミンさんは、動かない。
「不安にさせてしまって、ごめんなさい。
 でも、私が好きなのは、チャンミンさんだけです。
 そばにいさせてもらうのは、ダメ、ですか?」

チャンミンさんののどがゴクリと、動く。
背中に腕が回って。
ぎゅっと、抱きしめてくれる。ただそれだけでうれしかった気持ち、忘れてた。
チャンミンさんは泣き笑いみたいな顔で私を見つめて、おでこにキスをしてから、言う。

見つめてるだけで幸せだったころを、思い出してみるよ。
指一本触れることができなくても、そばにいてくれるだけで幸せだった。
今は、俺のほうが我儘なんだよ。モモは何も変わってない。
俺がモモを全部支配しなきゃ気が済まなくなってる。
付き合ってる間のほうが、知らないことが多かったのに。
モモを信じて、愛する気持ちは今よりもっと強かった。

俺の奥さんだけど、俺だけのものじゃないんだよな。
モモは、モモ自身のものだから、俺が縛っちゃいけない。
もっと信じるよ。もっと大事にする。だから・・・。

泣かないで。言われて、初めて。
頬を伝う涙に気づいた。
ようやく、私。
チャンミンさんに恋を、した。




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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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