Pleasure poisoning(シム×モモ:閲覧注意) 152

ユノくんは私を見て、寂しそうに微笑む。
「ケーキを、取りに来ました」
「あ、ご予約いただいてたんですね」
「・・・はい」
「少々お待ちください」

ユノくんの名前で予約したケーキは、すぐ見つかった。
お代済みだったから、引き渡すだけなのに。
ユノくんは小さな紙バッグを、私に差し出す。
「・・・あの」
どういう意味かわからなくて、ユノくんを見ると。
照れくさそうに微笑みながら、うなずく。
後ろのお客さんがつかえてる。
ユノくんは何も言わず立ち去った。
「ありがとうございました」
頭を下げ、お礼を言ってから次のお客さんの応対をする。

みんな忙しくて、私とユノくんのやりとりを誰も見ていなかった。
もらった紙バッグは、エプロンの大きなポケットに入る程度のもの。
休憩もほとんど取れないまま、夕方まで仕事を続けて、チャンミンさんの帰りに間に合うように、20時頃店を出る。
お店の人に、家まで送っていただいて。
ユノくんから渡されたものを見る暇がなかった。

家について、自分の部屋で。
チャンミンさんはもちろん、まだ帰らない。
バッグの中から、それを取り出す。見てもいいのか、迷う。
恐る恐る紙バッグの中をのぞくと、小さな平べったい箱が入っていた。
ドキドキしながら、それを開ける。
わあっ・・・と、声を上げてしまった。
ピンクのパワーストーンのブレスレット。学生のころ好きで、よく身につけていたものと似てる。
メリークリスマスと書かれた、小さなメッセージカードが添えられていた。開いてみると。

幸せを願います
日々幸せに輝き
愛する人の傍で
微笑んでいます

意味がよくわからなかった。だけど。
何度か、読み返すうちに。

ハッとして、胸を衝かれる。
玄関で物音がして。

急いで小箱と、カードをしまった。引き出しの奥に。
おかえりなさい。笑顔を作る。
自然に笑えているか、少しだけ考えながら。

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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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