gadget second 39
■Side-U
夜中、気になって、カイを見に行くと。
カイはギョンスの手を握りしめて眠っていた。
二人の寝顔はとても幸せそうで、見たところ熱も引いてきたようだし、一安心。
トイレに行って、戻ったら。
チャンミンが起きて目をこすっていた。
「どうした」
「・・・だって・・・ユノ・・・いない」
「ここにいるだろ。寝ぼけてんのかお前」
「寝ぼけて・・・ない」
隣に滑り込むと、俺にギュッと抱きついて。
「ひとりでどっか、行くな」
「いつもトイレはひとりで行ってるだろうが」
「だって。・・・今日はふたりきりじゃないもん」
ぷうーと頬を膨らますチャンミンを見ていると。
なんだか、本当にかわいらしく思えて。
男のくせに、なんでこんなに俺のこと気にするんだろうな。お前しかいないのに。
お前だからこそ、好きなのに。
髪を撫でてよしよしってすると、チャンミンはうんうんと頷く。
「もっとしろ」
「・・・はいはい」
「はいは1回」
「はぁーい」
・・・ったく・・・。聞こえるようにつぶやいてる。
髪を撫でて、背中を撫でて、寝転がって抱きしめて。
足で体を挟んでやると喜ぶ。・・・子供か。
暗がりの中で俺を見て唇を尖らせる。
ちゅう。言いながら。
ホント、俺のこと好きだよな。こればっかりはうぬぼれじゃなくて。
お前ほど俺を愛してくれる人はいない。
タコみたいな唇にキスすると、チャンミンはふにゃっと笑って。
あーあ、したいなあ・・・。つぶやきながら、寝てしまった。
・・・やっぱ寝ぼけてたのかも。
夜中、気になって、カイを見に行くと。
カイはギョンスの手を握りしめて眠っていた。
二人の寝顔はとても幸せそうで、見たところ熱も引いてきたようだし、一安心。
トイレに行って、戻ったら。
チャンミンが起きて目をこすっていた。
「どうした」
「・・・だって・・・ユノ・・・いない」
「ここにいるだろ。寝ぼけてんのかお前」
「寝ぼけて・・・ない」
隣に滑り込むと、俺にギュッと抱きついて。
「ひとりでどっか、行くな」
「いつもトイレはひとりで行ってるだろうが」
「だって。・・・今日はふたりきりじゃないもん」
ぷうーと頬を膨らますチャンミンを見ていると。
なんだか、本当にかわいらしく思えて。
男のくせに、なんでこんなに俺のこと気にするんだろうな。お前しかいないのに。
お前だからこそ、好きなのに。
髪を撫でてよしよしってすると、チャンミンはうんうんと頷く。
「もっとしろ」
「・・・はいはい」
「はいは1回」
「はぁーい」
・・・ったく・・・。聞こえるようにつぶやいてる。
髪を撫でて、背中を撫でて、寝転がって抱きしめて。
足で体を挟んでやると喜ぶ。・・・子供か。
暗がりの中で俺を見て唇を尖らせる。
ちゅう。言いながら。
ホント、俺のこと好きだよな。こればっかりはうぬぼれじゃなくて。
お前ほど俺を愛してくれる人はいない。
タコみたいな唇にキスすると、チャンミンはふにゃっと笑って。
あーあ、したいなあ・・・。つぶやきながら、寝てしまった。
・・・やっぱ寝ぼけてたのかも。
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