Ameba救済【お題M:薬】Fair Love

「大丈夫ですか? 少し横になったらいかがですか?」
「うん・・・ありがとう、チャンミン。そうする」
言ってユノはソファにどさっと座り込む。襟元から覗く白いうなじが、艶っぽい。
・・・うん、盛った。だってヤリたかったから。
ずっと聞き分けのいい弟でいるのは嫌だったんだ。

真面目が服着て歩いてるを地で行くあなたに一目惚れして早一年。
先輩後輩タッグで外回りを初めてまだ半年。
遠くから見ていればあまりにもカリスマ。
そばにいれば華厳の滝並みの可愛い落差。
噂には聞いてたけど、彼が心を許した人にだけ見せる素顔は、社会人とは到底思えない。

男が男に可愛いなんて言葉使うの間違ってるけど、可愛いとしか言いようがない。
そんなあなたのそばにいて、女ばかりか男までも舌なめずりしてる姿を何度も見てきたら。
いつか目の前で食われる、絶対そんなのやだ! そう思っても不思議じゃない。だから決めた。
金曜、帰ろうと思えば帰れる距離の出張、土日休み、ユノちょっと風邪気味。・・・ヤル!
そう決めて、帰ろうとするユノを、体が心配だと口説き落としてホテルに泊まることにした。

で、だ。
この人がストレートかゲイなのかバイなのかわからないまま盛った。
とりあえずなんかやっちまえばこっちのもんだと思った。
この半年、短いながらもきめ細かなフォローで心はつかんでる。
いつも菓子パンだの甘い物ばかり食べたがるユノの胃袋まで手作り弁当でつかんでる(筈)。
ちょっとくらいいい目見させてくれてもいいだろう。
この日のために金持ちのゲイから催淫剤をもらった。
「どんだけ効いたか教えろよー?」ってすっげえうれしそうに。
近づいてみると、はぁはぁ、エロい息してる。風邪薬っつって飲ませたからね。
うっすら汗もかいて、ああ、食いたい。
「汗かいてますね、もっと風邪ひいちゃいますよ」
脱がす言い訳。胸元に手を這わせて、ボタンを外してく。ああ、おっぱい。
「そ・・・、かな・・・」
フラフラの体を操り器用にシャツを脱がせ、下着に手を伸ばしあえて布の上から胸を撫でるふりをして小指で乳首を刺激しつつ。
「シャワー・・・浴びましょうか、サッと汗流したら寝やすいと思いますよ」

恥ずかしがるのを、心配だからと一緒に入って。
ああ、襲いたい。思いながら、隣で体を洗う。
ユノは何とか全身を洗い流したかと思えば、いきなりしゃがみこんだ。
「ヒョン?」
「・・・だい、じょぶ。・・・もう、寝る」
ふらつきながら立ち上がろうとするのを、ガシッと抱き留めて。
ユノが顔を赤らめたのは、照れなのか、それとも。
濡れた髪の隙間から俺を見つめるその目は煽情的で。
許されるなら今すぐ、唇を奪いたい。

体をざっくり拭いてやり、大事なところは自分で拭かせて。
まあ、あとで見るけど。
ベッドになだれ込む。ツインルーム。
「寒くないですか?」
熱い湯のせいか熱のせいか、上気した肌と苦しそうな息。
「ちょっと・・・さむ・・・い」
そうでしょうそうでしょう。もうじきクリスマスだというのに、暖房入れたふりしてドライです。
だって俺、コーフンして熱いんだもん。
それでも少ししたら、安らかに眠りにつくあなたを見て。
ヤバイ右手が止まらない。・・・効果、試すか。
飲ませてから30分くらいで効いてくるらしい。そろそろいいだろう。
「寒い・・・ですね」
言いながら、横向きのあなたの隣に、滑り込む。

「ちゃ・・・ん、みん?」
燃える体で、あなたを背中から抱きしめて。
「俺が温めてあげます。・・・ずっと」
無論、まだ腰は引いてます。
「かっ・・・風邪、が、移るよ」
「移したほうが治りが早いって聞きますよ?」
少しだけ体を起こして、耳元で。
「移してください、俺に」
「・・・え?」
驚いて俺を見上げるユノの、その厚い、赤い唇に。
そっと近づいて唇を押し付ける。
鼻で息できないようにがっつり顔押し付けて口開かせて、舌を絡めると。
控えめながらも応えるのがすげえうれしい。
唇を離して見つめあう。淡い間接照明に、あなたが、キレイで。
「好きです、ずっと前から。もう心も体も、我慢できないんです」
「お前・・・」
「黙って俺に抱かれてください。体の中から、温めてあげます」
「ちょっと・・・待て、って」

上に乗って体中に口づけて舌で転がして味わって。
いつもははっきりと聞こえるあなたの声が、蒸気みたいに甘く淡く聞こえる。
盛らなくても苦しんでるのに盛ってごめん。
でも、盛ったからかユノ、反応してる。すごく。
「俺のこと軽蔑しますか? ・・・でもすごく硬くなってる。・・・ほら」
握りしめる。音を立てて、口づける。だって好きだからなんだってできる。
「チャン・・・ミン」
甘い息。蕩けそうだ。指を差し込むと、案外すんなり受け入れた。
・・・やべえ。経験ある、この人。体がカッと熱くなった。もう、やるしかない。

俺がずっとあなたをどんな気持ちで見つめてきたかわかります?
この会社であなたを一目見た瞬間に恋に落ちました。男なんか好きじゃないのに。
ずっとあなたに近づきたいと思ってました。あなたの部下になれるように頑張ったんです。
ふたりきりになるたびにたまらなかった。
誰かといるあなたを見るたびに苦しかった。
出張で遠出するたびに今日こそって考えてたけど、チャンスが掴めなくて。
風邪薬って言って変な薬飲ませたんです。・・・ごめんなさい。

言いながらも、あなたを愛撫する手は、舌は止まらなくて。
そのたびに甘い声を上げるあなたに、嫉妬しながら、興奮して。
体のあちこちに吸い付いて赤い痣を作って、指を1本から2本、3本と飲み込ませて。

でも、経験あるなら遠慮なんかしません。
あなたが今まで抱いたどの男より、俺が最高だって感じさせてみせます。・・・だから。

譫言のように言葉をつなぐ俺を、泣きそうな目で見つめてからフッと、笑って。

エロいその唇を卑猥に、歪ませる。
「おかしくなっても・・・よかったんだ。チャンミンにもらう、前に、風邪薬、飲んでたんだよ。
・・・だけど、お前がそんなに心配してくれるなら・・・って」
・・・げ。
これ、マジで風邪薬のほうがやばかった展開か。ってか。
体を張ってまで俺の邪心を知らずに素直に心配してると思って薬飲んでくれたのかよ・・・。
自分の浅ましさに、若干、引いた。
でも、息子は全然引けない。
ユノは乾いた唇を舐めてから。
「俺も、勇気がなかったんだ。もし薬のせいでもっと気分が悪くなったとしても。
・・・お前に、心配されたくて、さ」
うわ。鼻血出そう。もう無理です我慢できません・・・!
「しっ、心配ですだから、抱かせてください、もう、無理」

極めつけにもうひとつヤバいローション、塗り込んで。
夢にまで見たその体を、俺ので押し開く。
ああ、ユノ、ユノ。腰を打ち付けながら何度もつぶやく俺を。
ちゃん、みん、・・・好きだ。言って鼻から抜ける声を何度も、聞かせてくれる。
のけぞって喘ぐその体に、繰り返し口づけ。
唇をふさいで抱き合って腰を動かして。
ああ、俺、ついにあの人を抱いた。俺のであの人がこんなに悦んでる。
考えたら思ったより全然もたなくて。

薬のせいかユノも何度かイッたらしい。体の上に折り重なって大きく息をして。
体の奥で思いの丈を全部吐き出してしまったのを、あなたは全部受け止めてくれた。
俺の子産めばいい。口には出さないけど思う。ユノは俺を見つめて、今までになく甘く笑って。
風邪、治るかなあ、ってつぶやいた。





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薬:ミンホ Moleさまに捧げます。お題ありがとうございます。

PEA(フェニール・エチル・アミン)という恋愛しているときに分泌されるホルモンから
タイトルを考えました。
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所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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