Adieu 67

思った以上に何もない部屋。どれだけ大変な暮らしをしているか、わかった。
それほどまでに、ユノヒョンが僕から離れたかったことも。
「ここだよ。僕は、気に入ってる。・・・でも君は、無理しなくていい」
「ヒョンがいるなら、僕はどこでもいいです」
見上げると、ユノヒョンは本当に優しく、微笑んだ。

子供たちが、ひとりふたりとやってきて。
ユノヒョンに、おはようございますと言いながら、ハグをする。
僕を見て、怪訝そうな顔をして。
紹介してもらってようやく、僕も子供たちに受け入れてもらえた。

まずは字を教えるところから。本当に初歩からの、勉強で。
それでも子供たちは一生懸命、もう書くところもないような紙に何度も字を書いて。
熱心さに胸を、打たれた。ユノヒョンが子供たちに勉強を教えている姿も、本当に素敵で。

子供たちが帰った後も、僕は。
ユノヒョンを、尊敬する先生を見つめるような目で、見ていた。
だって本当に、かっこよかったから。
あちこち、きれいに掃除する。忙しいから、あんまり目が行き届かないんだろう。
僕がそばにいれば、あなたに大変な思いはさせない。その一心で、掃除をしていたら。
後ろからそっと、抱きしめられる。それだけで、息が止まりそうなほど。

「疲れただろ? もういいよ、ありがとう」
「・・・でも」
「明日はゆっくりしたらいい。・・・ね?」

あなたの、笑顔だけで。
僕がどんなに焦がれてしまうか、あなたは、知らないんだね。
頷くのが、精いっぱいで。

やっと、あなたに、抱きしめてもらえてるんだ、って。
泣きそうになる。



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mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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