FC2ブログ

Pretty Bambi 3

白いからぁ、汚したくないなあ。

・・・そうだね、それ、僕も思う。
まだ純真だった頃の君だから、汚したくない。

部屋にあるよ、エプロン。

そんな気がしました。

君は自分の部屋に戻って、エプロンを持ってくる。

後ろぉ、縛ってください。

・・・縛って!
手とか、足も縛っていいかなあ・・・。
って、それじゃご飯作れないね。



肩の少し上まで、切りそろえられたサラサラの髪。
背中できゅっとリボン結びしてあげると、
チャンミンは僕が離れるのを待って、くるっと振り向く。

「・・・かわいい?」

殺人的な上目遣いで。
ちょっと小首を傾げるから。

思わず。

「うわっ! ちょっ・・・!」

抱きしめる。
離せええ!と、胸の中で暴れる。

ああ、いいこの感じ。
普段ならもうちょっと抵抗するから、あしらうの大変だけど。
力がない分、こっちも余裕。
力込めて、抱きしめて、チャンミンが観念するまで。

しばらく暴れたけど、すっかりおとなしくなったから。
少し、腕を緩めたら。

「・・・てっ!」

ガツンと頭突きかまされた。
・・・舐めてたな・・・子供でもチャンミンはチャンミンだ。

「な、にすんですか、お?」

僕をにらんでるけど、その顔もすごく、かわいくて。
顎をさすりながら、チャンミンを見つめる。

「何って・・・」

「おかしくないですかあ、男のくせに」

「そう?」

「そう? じゃないですよ!」

怒るとほっぺた膨らませたがるのは、君のクセかな。
そんなクセ、なかったと思うけど。
このへんがちょっとパラレル。次元の違う君。

「俺はぁ、男には興味ないんですからねっ!」

「うん・・・知ってる」

言うと、ますますほっぺた膨らませて。

「じゃあー、気持ち悪いことしないでくださいっ」

「気持ち悪い?」

「そおですよ!
 かわいい? とか聞かれたらもっとテキトーにスルーしてください」

できないよ、かわいいもん。
そのカッコでエプロンなんて、コスプレじゃん。

まあいいや、とにかくご飯作りますから!
ふつーのでいいですね、と君。

おとなしくうなずくと、ヒョンはそこ座っててください! と、
ビシッとテーブルを指差す。

もちろん、チャンミンがキッチンに立つ姿を堪能できるように、
真後ろの位置で、座っとく。

手際よく野菜を切って、ベーコン切って卵用意して。
スープはスープで作りながら、なぜかコーヒーの場所まで分かってる。
どこまでが今の君で、どこからが過去の君?
わからないけど、その魅惑的な足と、シャツの丈を堪能する。

今の君は、そんな。
扇情的な格好はしないけど。
やっぱりその、首筋の色気と、指先のしなやかさは、過去の君より、今の君。


幼い表情で、一生懸命ご飯を作ってくれている、君を。
見れば見るほど、幸せな気分になってくる。
パンケーキをくるっとひっくり返すのに成功して、
僕に振り向いて、にこっと笑うのが。

すごく得意そうで、かわいくて。
その姿のまま、今の君に、なればいいのに。

そしたら、僕が。
僕しか愛せないように、調教してあげる。



やっぱり、じっと見てるだけなんて、もったいないから。
その隣に、立つ。
チャンミンは、僕を見上げる。・・・必殺・上目遣い。

「・・・なんか、手伝ってくれるんですか?」

その襟元からのぞく、鎖骨のくぼみ。
自然と誘う、唇の開き具合、無垢な瞳。

「・・・うん」

「あ、じゃあ・・・」

言って、後ろを見回す。
一通り、見回してから、僕を見つめて。

「ん、座っててください」

ざっくり、切り捨てられるから。

・・・冷たいなあ。

その体に、抱きつく。

・・・わ。また、何するんすか!

フライパンを持って、ベーコンエッグをお皿に移してる最中だから。
何もできないだろ?

僕の胸にすっぽり納まる君。
ちっちゃな爆弾みたいな、君。

さくっと二人分、お皿に移したら。
ソッコーでフライパンをコンロに戻して。

離せってばっ!

やだ。

ぎゅっと、抱きしめる。
君は、きゅっと肩をすくめる。

またあ、頭突きかまされたいですか?

その手は食わん。

そうか・・・。

言って急に黙り込む君が、気になって。
君の顔を、覗き込むと。

僕を見て、恥ずかしそうに笑うから。
逆に不安になる。


「ヒョンは・・・」

「ん?」

「いつでも、ヒョンなんだね」


コーヒーのいい香りがして。
最後のひとしずくが、ポットに落ちた瞬間。

君の唇が僕の頬に、触れて。
えっ? と思ったのと、同時に。



・・・腕の中から、君はいなくなって。




虚しく、空を抱いて、立ち尽くす。

「・・・と、ヒョン、苦しいって・・・!」

気が付くと。
大人の君を、抱いていた。

あの頃と、変わらない、僕を信じている目で。
それより甘い想いを、含ませて。


どうかしたんですか?

・・・うん。


抱きしめる。きつく。


苦しいです。

・・・うん。

・・・ヒョン?

・・・うん。


もう、消えないで。言えなくて。
だって君は目の前にいる。
僕を愛する、君が。


チャンミン。

・・・はい。

コーヒー、入れてくれる?

・・・いいですよ。


二人とも、下着一枚だけの姿で。
君は素晴らしい、体を晒す。

あの頃の君を、抱きたかったな。
無理だって、分かってたって。

きっと、また会える気がする。
君が今コーヒーを入れて、その一滴が、零れても。


君が目の前に、いるなら。


腰を引き寄せて、抱いて。
さっきみたいに、僕を見つめて。


君は今度は唇に、キス、してくれた。


関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

コメントの投稿

非公開コメント

確信犯な未成年チャンミン!

ひーっ、もうわたし過呼吸で即死です。

苦しい…(爆)
お水ください…

Re: タイトルなし

おひさまてんとうむし さま、いつもありがとうございます、

今回はこれでひとまず終了ということでw
次に書くとしたら、何か展開があるといいですね・・・!

何もなく終わってますからww

あ、コーヒーならいれますよぉぉ!

というわけで、いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!

なんだか切なくなっちゃいました><

ブカブカの白シャツに、エプロン姿のチャンミン…。
萌え要素が多すぎて…!!

消えないでほしいです(泣)
私の目の前にも現われてほしいです!
そして羽交い絞めにして抱きしめたいです(爆)

犯罪になりそうですが…。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: タイトルなし

かなめさま、いつもありがとうございます。

やはり私は単純に明るく終わらせるのが苦手みたいです。
一日だらだら過ごす話を書くつもりでいたんですが
あからさまに白昼夢になりそうなのでやめておきましたw

ちびゆのみたいにちゅーで夢落ちになってしまうと
ショタ展開へいけないためw
コーヒーの精にしてみました・・・w

消えさせてしまったのは、たまにはヒョンを慌てさせたいからです。
慌てて、ショック受けて、目が覚めたときにチャミを、ぎゅうううっと!
無論頭の中ではかわいいチャミ子妄想で・・・w

そうですね、目の前に出てきてほしいですねー!
羽交い絞めww

ではでは、いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!

Re: ちゃみ様~❤

もっさま、いつもありがとうございます!
歯科医UPありがとおおおお!
もーかっこよすぎ!みんなはまっとるやないですか☆
そらーねーもうねーユノペンにはたまらんわね。
ユノペンじゃなくったって、チャミペンだって落ちるぜアレは・・・!

かなめさんへのコメント返しにも書きましたが、
続きはありますね・・・!
ショタ展開のために、ちびゆのみたいなちゅー消えはナシでw

ちびゆののコメントでチャミVerも見たい!ということで
そっから考えました。
で、ちびゆのレベルでチャミを動かしてもかわいくなさそうなんで、
やっぱり想像できるビジュアルはあの当時だろうと!

設定だけで皆さん萌えていただけてるでしょうから、
話の展開は多分どうでもいいんだと思いますよww

Devil、あれ以上こじらせたら収拾つかなくなるから。
本当はちょっとまだ、あるっちゃあるんですけども
それはSecretで・・・。

もちろん続き物は歯科医ね!
でも「にゃあ」も読みたいからいっぱい書いてねええ!
楽しみに待ってるからーーー!

ではでは、いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします☆

あ~

終わってしまったー

このシリーズ好きです!

確かに子供すぎて
そんな子供に

「なにしてるんですか?」なんて言われたら

ヒョンやってけないわww

Re: あ~

Mi*yo さま、いつもありがとうございます。

だらだら書けないことはなかったんですが
一日一緒にいたらゆのたん理性保てませんので
早めに終わらせてみましたw

確実に続く状況になってますので大丈夫です。
なんだかんだ言いながら私が一番その気ですww

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

From Maroulina
2015ca-200-1.gif

kio-frau2015-2-side-1.gif

frau2-200.jpg

kio-4.jpg

frau17-200.jpg

frau16-200.jpg

更新履歴
コメント感謝です^^
kio-1a.jpg
所属事務所
月別アーカイブ
リンク
密談用

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
★鍵はずしたい?

この人とブロともになる

携帯用
QR