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★やすば★ あるじなしとて

編隊のみなさん、こんばんは。
お集まりいただきましたところ、ヘビの生殺しで
誠に申し訳ございません。

本日、急遽、「腐友元気出してキャンペーン」になりましたため、
仕事中に考えたやすばを作らせていただきます。

あとでちゃんと殺しますから、今しばらくお待ちくださいw

※今日中に書けなかったら本当にごめんなさい。
 長く苦しんでからイッてください。
 ああこんなことばかり書いてるとしゃれになんねえ。

季節はずれのネタになるけど、いっかな。
というわけで、萌えを共有できる方のみ、どうぞ。

そして、ホミンサイトなのにやすばという局地的なネタにもかかわらず
拍手20以上いただく小説も出てきてうれしい限りです。
本当に感謝でございます。では今度こそほんとにどうぞ。

*****

帽子を目深にかぶって、スカートみたいな、
なんかようわからん服を着てる、お前と歩くと。

なんや、女と一緒におるみたいな、気持ちになってくる。

参道の先にある駐車場に、車停めて。
ぶらぶら、歩きながら。
一ノ鳥居をくぐる。

太宰府天満宮。
寒がりの俺と、意外とそうでもないお前、二人連れ。


お前は案の定、あれかわいい! これかわいいて言いながら、
あちこち見て回る。
そんなお前をしらけた目で見ながら。
内心、かわええな、って。
思ってたりする。

「ねーねー、すば・・・!」
呼ばれて、振り向くと。
あっ、と言って、お前は自分で自分の口を押さえる。

一応、こんなとこやねんから。
ばれないとしても、めんどうやし、名前は、極力呼ばないことに、した。
口を押さえたまま、「ちょっと、来て来て!」と手招きするから。
しゃあない、行ったる。

「見てぇ、ほら、かわいいやろ?」
しょーもないキャラもんを見て、かわいいと言い張る。
「ほーかわええなあー」
「なんやのその棒読み!」
「まーええのんちゃうん?」
「ぜんっぜん感情こもってないやん!」

もぉー、と文句言うお前を、放置して。
反対側の店に、目をやると。
「お」
かわいい、猫の形の最中。
「しょーこ」
きゃーきゃー言ってるお前に、そう声をかけると。
え? しょ? しょーこ? って、自分を指差しながら聞くから。
「はよ来い」
「あ、はぁい」

しょーこ。で、ええやろ。
その反応といい格好といい、女やねんから。
「ほら、かわええやろ?」
「わぁ!」

猫の顔の形をしたもなか。
あんこも、粒あん、白あん、八女茶あんと3種類。
「わぁー、ほしぃー! かわええー!」
どぉしよー、食べるのもったいなーい! と、
買ってもいないのに騒ぐお前を見て。

こいつホンマかわいいな、って、思う。
「おねぇさん、これなんぼぉ?」
「帰りに買うたらええ!」
「えー! なくなったら困るぅ!」
「まだ在庫ありますよね?」
「はい、大丈夫ですよ」
「ほんなら、あとで寄ります」

行くで。その腕を、引っ張る。
雪が、ちらついてきて。
引っ張った勢いで、その冷たい手を、俺の上着のポケットに、
一緒に、突っ込んで。

知らん顔してる俺の顔を、お前は、そうだな、きっと。
はにかんだ笑顔で見つめてから、恥ずかしそうに、俯いて、
また笑ってるんだろうな。

誰に見られてもええ。変に思われてもかまわん。
ただの仲良しの、延長で。
俺たちのことは、俺たち二人にしか、分からん。
あとは、神様が、知ってる。

「あ、梅ケ枝餅、食べるっ!」

甘いもんはそう、好きでもないけど。
これはまあ、食べてもええかなって、思う。

前にひなと大倉がロケで大宰府に来たときに、
うまかったと言ってた、店で。
そんなんいちいち言わんでも、知っとるのに。
まあ・・・ええけど。

出来立ては、とにかくうまい。
これなら何個でもいけそう。
少しだけ、温まって。
たわいない話で笑いながら、先を急ぐ。

二ノ鳥居、三ノ鳥居をくぐり抜けて。
四ノ鳥居を、くぐると。

橋が、見えてきた。


心字池にかかる、橋。
過去、現在、未来を表すその橋は、
太鼓橋、平橋、太鼓橋と、3つの橋が連なっている。

過去の橋では、振り返ったらあかん。
ポケットの中で手を繋いだまま、ゆっくりと、歩く。

現在の橋は、踏みしめて、歩く。
お前とふたりで、こうしていられることを、
幸せに思いながら。

未来の橋は、つまずかないように。
雪が激しくなってきて、足が滑りそうやけど。
ふたりでしっかり、滑らないように慎重に歩く。

五ノ鳥居をくぐって、手水舎。
洗い方とかよう知らんけど、洗って。

「心が清いから、ええのんちゃうん」
「もぉ、そんなこと言うてないで、ちゃんと洗わな!」
「洗うたし!」

また、ポケットに突っ込んで、手を繋いで。
「・・・すげえな」
「うん・・・すごぉい」

楼門を見上げて、その見事さに、ため息をつく。

あちこちで写真とって、いつのまにか俺まで撮られてて。
手ぇ離すのはええけど、あんまり遠くに行くな。
遠くから、見たら。
なおさら、女みたいやから。

小さくて、着やせするタイプで、かわいくて。
俺を見て笑って、手を振って。

どんだけ、お前を、好きになったら。
満たされるんやろ。
そばにおってくれるだけで、幸せやけど。
やっぱりどこか、寂しくて。

空を見上げる。
雪の粒が、まつげにかかる。

そのまま、立ち尽くしてると。
心配そうに、俺を見つめてる、お前がいる。

「どないしたん?」
「んー・・・」
「なぁ、すばるくん」
「・・・んー」

「わ!」
ぎゅっと、抱きしめる。
大宰府の神様は、やきもち妬きだって、聞いた。
あの橋も、渡ったら別れる言う、迷信があるて。

道真さんは、やきもち妬きかも、知れんけど。
同じ男やし、男のやきもちは、ひどいて聞くけど。

心配、いらん。
俺らはそんなんに、負けへん。
誰かのやきもちもなんもかんも、ひっくるめて。
俺が、お前を、守るから。
しょーこ。

「すばる、くん・・・」
「あぁ?」
「こんなとこで・・・こんなん・・・あかんて」
「ええやん。寒い」

ゆっくり、腕を緩めると、お前は笑うて。
「・・・寒いな」
「うん」
「お参りして、早く、あったかいもん食べにいこ!」

笑てるお前を、見つめてると。
心がほっこリ、ぬくくなる。

抱いてても、抱いてなくても。
遠くても、近くても。
お前が俺を好きなら、それでええ。
俺も、お前が、好きやから。

お祈りを、する。
お祈りっつーか、誓いというか、なんつうか。

幸せに、なりますて。
今、俺の隣にいるこいつと、章大と、幸せになるて。
言うてみた。

神社は、お願いをするところや、ない。
神様に、いつもおおきにって、伝えるところなんやて。
せやから、俺は。
一心に祈ってるお前を、見て。

なんも、言えんかった。

何を祈ってるんか、しらんけど。
お前の願いも、叶うとええな。

お参りを、終えて。
俺の隣にお前が、戻ってくる。
「これが飛梅かぁ」
別に、詳しく知ってるわけや、ないけど。
道真さんを追いかけて、飛んできたってことだけは、知っとる。

「ふぅーん、すごいなぁ」
目を、キラキラさせて、梅を見つめてる。
いつでも、誰でも、自分が好きな人を見つめるときの、目。
それと同じ目を、梅に捧げて。

そういう一途さを、きっとお前も、持ってる。

「あるじなしとて・・・」
つぶやいて、お前は俺を、見る。
「あるじ・・・」
俺を見つめて、ゆっくり指差すから。
首をタテに振ってやる。

「あるじなしとて・・・」
言いながら、泣きそうな顔、するから。
「なんや」
「・・・すばるくんが・・・おらんくなったら・・・
 いややなて、思て」
「そんなわけないやろ」

飛躍しすぎ。なんでそうなるんか、わからん。

「もし、そんなんなっても、俺・・・
 ちゃんと、この梅みたいに、飛んでくる!」
目を潤ませながら、そう言うのを、見て。
ちょっと呆れながら。

「・・・おおきに」
「ぜったい」
「うん」
「あ、でもなぁ」

俯いて、もじもじしてから。
俺を見つめなおして、微笑む。

「俺、ずっとすばるくんのそばから、離れんもん」

俺って、言うな。
せっかく、女やと、思うてるのに、周りが。

肩を抱いて、歩き出す。


どこまでもまっすぐな瞳は。
犬みたいで。

飼ってやってもええなって、思う。

同じくらいの身長なのに、俺が抱き寄せれば。
頭を、俺の肩に寄せて。

抱いたら、きっと犬みたいに。
ぬくぬくやな。
・・・はやく。

家に、帰ろう。
見たいとこ、たくさんあるけど。

お前だけを、見ていたい。

「おみくじ、ひこっ!」
ホンマ、女子やからなあ。
おみくじとか、ええのに。

すばるくんも! って言われて、ひく。
俺、大吉。
お前、小吉。

「すばるくんの方が・・・ええなぁ」
「日頃の行いがええねや」
「俺のこといじめたらあかんって、書いてない?」
「書いてない」

当たり前の、毎日でも。
お前がいれば。
お前といれば。

神様のお告げより、お前の言葉のほうが。
俺にとっては。

何よりも効果的で、幸せな、気持ちになる。
いつから、こんなふうに、なったんやろ。

未来、現在、過去。
さかのぼって。
思い出そうとするけど、思い出せん。

橋を渡り終えてもう一度、頭下げると。
お前も真似して、頭下げて。
「手」
「ん?」
「つないで」
「・・・ああ」

雪はまだ、降り続いていて。

お前はまた、梅ケ枝餅買うだの、ねこ最中買うだの、
なんかこう、神妙さが足らん。

でも。
笑うてるお前は、やっぱ。

いつも同じことしか言えんけど、かわいいな、って。

「ほら、買うてきた!」
両手にいっぱい、梅ケ枝餅。
「みんなに、お土産!」
「・・・ああ」

ふたりでいても、お前はいつも。
みんなのこと、考えてる。忘れない。
俺は、お前といると。
お前のことしか、目に入らんのに。

・・・妬ける。
梅ケ枝餅を作る、職人の白い手の。
なめらかな動きを、見て。

うっと、くる。

「寒い」
「・・・うん」
「はよ帰ろ」
「最中買うてからね!」

急いで、その手を掴んで、歩く。
この、手は。

俺と抱き合うために、ある。



今度はまた、ゆっくり来よう。
桜の季節も、菖蒲の季節も。
おとめ座の乙女に、お花はぴったりやから。

両手いっぱいのお土産を、半分もって。
片手は、俺の上着のポケットにしまいこんで。


神様。
やきもち、妬いたらええやん。なんぼでも。

どんだけ、妬いたかて。
俺らには、かなわん。

神様より、人間のほうが。
情が深いこと、あんねんで。


今度、来るときも。
俺ら、一緒に。

手を繋いで、あの橋、渡って。
また来たで! って。

ふたりで、あいさつするから。


待っとってな。




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コンバンは

コチラにも お邪魔します

大好きな 太宰府ネタに 感動です
ドライブに丁度良いんで良く行くんです
博物館にも

それと 猫最中…
あの 和菓子屋さんデスね
アソコのお菓子 美味しいデスよね
行くと何かしら買ってしまいます

で 隊長!
ド編隊員としては 早くヤられたい…デッス!

ほっこり

関西弁だからか
なんか話してるのが

親近感がわいてきますね

学問の神様ですよね^^

ずっと京都にあると思って
うちの3姉妹にご利益もらいに行こうと思ってました^^;
平等院と間違ってましたwwまずは私からだわ

腐友さまお元気になられるといいですね☆(*^^*)

行ってきました。

すばる師匠としょーこと一緒に太宰府天満宮に。
二人の邪魔はしたくないから、ちょっと距離とって
でも二人の表情がわかるくらいの所から。

猫最中だ〜かわいい、梅ヶ枝餅食べる〜ってしょーこ楽しそう。
でもすばる師匠だって凄く楽しいって優しい眼差しで見てて。
なんか妬ける 二人がどうしようも無く可愛くて。
道真さんが妬く前に私が妬いちゃいそう。

しょーこなら 飛んでいけるよ、梅の木みたいに。
でも絶対すばる師匠がその手を離さないと思うよ。
やっぱ、妬ける。

Re: コンバンは

おりつさま、いつもありがとうございます。

大宰府、いいですよね。
私も日本の歴史を習い始めた頃から、
大宰府には憧れがありました。
いつか道真公の眠る大宰府へ行ってみたいと。

そして、源平合戦の最後の地、壇ノ浦も行きたくて。
静岡から福岡へ移り住むことになるとは思っていませんでしたが
そんな運命になり、関門を渡るときは「壇ノ浦!壇ノ浦!」と
感激したものです。

大宰府も、最初は旦那に連れて行ってもらい、
その後は道の案内板を便りに適当に橋ってたどり着きw
それからは年に一度入ってます。

そうです、あそこの和菓子屋さん。
かわいいですよね^^
あそこのあれ、で通じる感じ、いいなあ~★

そして大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。
お楽しみいただけましたら幸いです。

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!

Re: ほっこり

Mi*yo さま、いつもありがとうございます。

京都には北野天満宮がありますよ。
こちらも道真公だからそちらと思われているのかも。
昔「道真くん」という、今考えるとそれはいいのかと
思ってしまうようなキャラものがあったような・・・w

しかし平等院w
10円玉の柄ですね!
京都はいいですねえ、あちこち行きたくなります。

腐友にまでご心配いただきありがとうございます。
感謝でございます。

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!

Re: 行ってきました。

ぼんぼんぼん さま、いつもありがとうございます。

しょーこw
今時はスカートの下にジーパンみたいな格好もありだから
きっとしょーこはしょーこに見えているはず。
すばるくんの目にだけじゃなく、どっから見ても女の子w

楽しそうなしょーこを見て、すばる師匠、
ちょっと照れて目をそらしたりするわけですよねw

あの目でガン見したらばればれですからね。
ぐっふっふ・・・!

そうですね、きっと手を離さないと思います。
こちらもずっと一緒に、仲良く過ごして欲しいですね。

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!

ふふっ

檀ノ浦といえば 水天宮には 安徳天皇が 祀られてるんですよね
ちなみに 久留米の水天宮は総本宮ですあまり大きくはないんですけど…
機会があればお越しください
ご案内しますよ♪

それよりも いつか太宰府でお会い出来るかな…

なんか“しょうこ”より“すばる”のほうがメロメロね!(^^)!愛されて

ます…うらやましい。あーまじ二人でいるところ目撃したいわ~大丈

夫、おばちゃんニヤニヤするだけでしらんぷりするから(^_-)-☆読

めば読む程情景が頭から離れませ~ん(^_^;)くくく。今日もありが

とございます。

Re: ふふっ

おりつさま、いつもありがとうございます。

下関の赤間神宮も行きました!!
なんかとても感慨深かったです。
そしてやはり「天皇」なので宮内庁の看板もあるのです・・・!
久留米にもいつか行ってみたいです。

前に石橋美術館に行きたかったんですけど
ちょっと遠くて諦めましたw

大宰府は毎年桜の時期に、都府楼の桜を目当てにいくのですが
今年は都合があわずにいけず・・・
博物館も最近いい展示がこないので行ってないんです。
そろそろガツーン!といいのきませんかね・・・。
そしたらぜひとも・・・!

あとあの、大宰府のあの辺は激戦地だったんですよね、
詳細は知りませんが、高橋紹運という武将の壮絶な最期の地。
いつかその場所へ行きたいと思いつつなかなか・・・。
なんというかそういう悲劇的な武将への憧れがあるのかも。

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

Re: タイトルなし

かぼちゃん さま、いつもありがとうございます。

そうなんです、しょうこよりすばるw
かわいすぎてたまらん思いを抱いたまま素直になれないすばるくんと
好きすぎてしょうがないのに、基本みんなに優しいしょうこw

ラブラブバカップルっぽいですよね~。
ああ、私もリアルにラブラブなところが見たい。

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!

想いが

伝わってきます、二人の想いが。

すばるくんがいなくなったら…と思うだけで泣いてしまうヤスくんと、愛おしすぎて何も言えずに空を見るすばるくん。そのまつげにかかる雪がせつないです。

ヤスくんのお願いなら、神様も「かわいいねえ」と、きっと叶えてくれますよね。
ふたりが、ずーっと一緒にいられますように。

今日も、癒やしとエネルギーをありがとうございました!

Re: 想いが

そらんさま、いつもありがとうございます。

そうですか・・・! うれしいです。
なんか勝手に思い込みそうですもんね、ヤスくん。
そしてすばるくんも、かわいすぎて、なんとなく
せつなくなってしまうのが、ああどうしてだろうw

自分でお話を書き始めてから、現実の二人が気になるという、
まさにミイラ取りがミイラw

これからも素敵な二人を書いていけたらいいなと思います。

いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします!
所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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