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嫁の嘆き 24(パンツ事件)

「あのね」
「・・・・・・うん」
「ちゃんと色分けしてあるのにね」
「・・・・・・うん」
「なんで間違えるかな。自分ピンクがいいって言ったでしょ?」
「・・・・・・うん」
衣装が白、ユノはそのダンスの激しさ(とお肉)で衣装をよく破くことがあるから、見えてもいいようにアンダーは同じ色と決まってる。
でも、毎度の間違い名人なだけあって、白一色じゃ絶対間違えるからと、腰のところに色のラインが入ったパンツを用意してもらった。
ユノは「あー! サクラ!」とか言いながらピンクにしたくせに。
なんでかね。

「で? 言い訳があるんなら聞きましょうか」
「ピンクってさ、サクラの色じゃん」
「ですね」
「でね、わーきれいだなー俺やっぱサクラ好きだなーと思いながら穿いてたんだよ」
「ええ」
「そしたらさ、なんでかわかんないけど穿いたパンツが違ったんだよな」
コイツ・・・。
「あのさ」
「・・・・・・うん」
「キレイだなーって思ってる時点で間違ってることに気付かなかったわけですか」
「・・・だってキレイだから」
ああ、ため息。ま、これがこの人のいいところでもあるんですけどね。
「ま、別に間違っても死ぬわけじゃないですけど」
「だよな」
「開き直るな!」
「はいっ!」
ユノ、びくぅってなる。僕が怒るとどうなるかわかってるからだ。
「いいですか? 今度からは自分のをちゃんと覚えといてくださいね」
「・・・・・・うん」
叱られた犬みたいな顔、して。
「ユノだって自分のパンツじゃないとなんか気持ち悪いでしょ?」
「ううん、全然!」
すっごいキラッキラした顔で言われても・・・。
逆に照れるんすけど・・・。
「だってチャンミンのじゃん。チャンミン、俺の穿いたら気持ち悪い?」
「いや、別に・・・気持ち悪くは・・・ないですけど・・・でもなんかこうすわりが悪いっていうか・・・」
未使用ならまだしも1回は穿いてるしな・・・衣装だし使いまわしだし普段でも穿けるし・・・。
「すわり?」
「あーいい、なんでもないですこっちのことです。とにかく間違えるなってこと! わかりましたか?」
「・・・はぁーい」

まあ、ね。別にパンツなんてどうでもいいんですよ、大事なのは中身ですから。
実際、ステージ広しと言えどユノのパンツの中身を知ってるのは多分僕だけですからね。
そう、多分っていうところが・・・なんだけど・・・まあいい、パンツ間違えられるのは僕だけです。いいんですそれで。

なんだかんだ危険なこともありつつ、ステージは楽しく終わって。
銀テ体になびかせて走るユノが可愛かった。

歌ってたら、誰かにズボンひっぱられて。
「・・・また? あんたたち・・・どんだけ」
ってつぶやかれたの、びびったけど。

ま、いいや。ユノの勘違いは今に始まったことじゃないし。
こんな日々も幸せな思い出になる。思い出を、この先もずっと重ねていこうって、思った。








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ユノさんチャミさんのパンツの件。
あまり深くは考えなかったんですが
確かにしろ衣装で、あの色合いのパンツそのままってのはどうかと思い
そこから妄想してみました。

妄想のヒントをくださったのはまーみーさん。
いつもありがとうございます!

まーみーさんに捧げます!

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

嫁の嘆き 23(真ん中Birthday 2015 Version)

深い意味はなかった。ヒョン以外気付かれる気も。
なんか、おおごとになってるみたいでちょっと驚く。

「まずかったですかね」
「・・・いんじゃない?」
「みんな妙に喜んじゃってますよ」
「そりゃあ・・・チャンミンが普段言わないこというから」

そーです。確かに普段みんなの前では言わない。
恥ずかしくて言えるか。そんなこと。・・・でも。
ユノが普段言えない気持ちって言いながら、僕がそばにいてくれたからここまでこれたって言ってくれたから。
その気持ちに正直に答えるとしたら、あの言葉しか浮かばなかったんだ。

サランヘ。この言葉にはいろんな意味が込められてる。
愛憎入り混じってずっとあなたのそばにいた。
あなたに背くこともあったし、離れようと思ったこともあったし、でも。

日本活動を始めてから10年、いいことも、いやなこともあった。
今はもう、いいことのほうが多い。

それは、あなたが隣にいるから。

「やっぱチャンミンってさあ」
「なんですか」
「俺のこと好きなんだな」
ニヤッとする悪い笑顔は。
僕を何度でもときめかせる。
「なに赤くなってんの? かわいいな」
たった2つしか違わないくせに。
僕を今も子供扱いする。甘やかせて甘やかせてでも、僕に甘えて。
あなたはいつもどんな困難にも負けずに立ち向かう。
そして、疲れたときはそれとは言わずにただ黙って神に祈る。
その背中に、僕はもう触れることができる。

ぐりぐり髪を撫でられていると。
なんだか落ち着く。髪が乱れるの好きじゃないけど。
犬になった気分。大好きな人のそばで一番幸せを感じながら生きられる存在。
お互いにそんな存在なのかな。

「ヒョンは? どうなんです?」
「え?」
「僕のこと好きなくせに」

澄まして言ったつもりが、爆笑されて。
なんだよ、もう。ああ、でもわかる。耳、熱い。きっと真っ赤だ。

抱きしめられる。サランヘ。チャンミン、サランヘ。耳元で。
も、かわいくないんだから。かわいくないんだから、ユノって。
顔、見られたくないんだろ? わかってるよ。

僕なんかあんなふうに映像に残されちゃってるのにさ。
かっこいいところは全部ユノが持っていくんだな。
これが2つの差。いや、今は。

ほんのわずか、3つの差がある。3年の差は大きいね。

あの頃叶えられなかった夢が、今はもう、叶うんだ。あなたとなら。
どこまでもいける。

3年も4年も大して変わんないよ、とあなたはあの日MCで言ったけど。
だいぶ変わるだろ?
僕はね、ユノ。その3年、あえて変わらないものがあるとしたら。
僕の気持ちと、あなたの気持ち。だと、思うんだ。
お互いを大事に思う気持ち、同じ目標へ向かって進む強い気持ち。そう、言いたかったけど。

目の前に置かれたケーキのいちごをつまみ食いしてるあなたを、見たら。
なんか、すっごく真剣にいろいろ考えてた自分がアホらしくなって。

こういうあなただからこそ、ずっと一緒にいられるんだな、って。
あらためて、思う。サランヘ、ユノ。









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ゆのみん企画参加作品です。参加者一覧は → → → こちら

ほかの人とかぶってるかもしれないな・・・

サランヘネタ、いいタイミングで出ましたね。
昔も何かで言ってたと思うのでそんなに驚きはなかったんだけど
真っ赤なチャミが可愛かったのでよしとするw

言ってないといううわさもありますがw
たしかに聞こえない動画もありましたが。
そんなふうに聞こえる動画もあるんだよな・・・ま、いっかw

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

Fleeting separation

愛し合った朝。帰りたくないなと思いながら。
帰らなければならない。また離れ離れの朝に。

昨夜もずっと抱き合ってた。あなたに深くつながれるたびに、罪深さを感じながら幸せに溺れる。
あなたに愛されると細胞が悦ぶ。体の奥からあなたを求める。

僕の体にはあなたに愛された痕が余りつかない。
これだけ硬い体になってしまうと。
あなたの爪の痕くらいで、もう。

その代わり、あなたの体にはたくさん痕をつけた。
あなたが僕を抱けない夜、あなたが他の誰かを抱かないように。抱かれないように。
その体を誰にも見せないように。

あなたの部屋においてあるクマのぬいぐるみのサイズが、変わったの。
知ってる。僕に合わせたんだろ?
あんなに、体はふかふかじゃないよ。だけど、ちゃんと。
背中に「Max」って刺繍してあるのも、知ってるよ。
そのままの名前じゃダメだったんだろ、わかりやすすぎて。

「ねえ、あれ」
「ん?」
「クマに巻いて」
「・・・ん」
僕のお気に入りのストール。きっとよく似合う。
「すぐに取りに行くから」
「うん」
「なんなら僕が巻きにいく」
「・・・いいよ」
あっさりとそう言われて言葉が出ない。
「そんな口実、要らないから」

口付けられて、やっぱり。
僕は素直じゃないと感じた。そうだね、きっとそれだけでいい。

誰に邪魔されても、何を言われても。
僕にはあなたしかいないと神様は知ってる。
同じカルマは繰り返さない。素直になるよ。

「・・・わかった」
「ん」
「一緒に帰る」
「・・・ん」
「ユノと一緒にいる」

友達と遊んでも、飲んで帰っても。
最後にたどり着くのはあなたの胸。
僕だけを愛し、守ってくれるあなたのもとに。

別々の家に、帰っても。
必ずちゃんとたどり着くから。

待っていて。


テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

Diletto

仕事が終わるとホッとする。あとはもうふたりでゆっくりしていいんだって気持ちと。
ユノを休ませてあげられる。そう思うから。
最近のユノは疲れがなかなか取れないみたい。ドラマは終わったけど、ハードスケジュールは相変わらず。
体力が落ちるからあんまり絞ったりもできない。
でもその体のせいもあって、体が重くもある。そこがユノらしくて、僕は好きだ。
僕の大好きなおっぱいがあんまり減るのは寂しい。

「で? 何食べたい?」
帰り際ユノが家でパーティしようって言い出して、どうせ僕に食べさせたいだけの口実。
わかってるけど乗ってあげないとヒョンがかわいそう。
「そうだな・・・前言ったやつ全部」
「チーズたっぷりのピザに揚げ物にラーメンね」
ラーメンはさすがに出前取ったところで、いい味じゃないから。
ラーメンはまた別の日、いけるときにあそこに並ぼうって約束して。
それ以外の取り寄せできるものとケーキ、シャンパンなんかを注文する。

行ったり来たりな毎日でも、来年上半期は日本での仕事が主。
そんなわけで、イベントごとは何でも楽しみたい性分、クリスマスの飾りつけも毎日少しずつやってて。
ユノが飾り付けたあまりにも芸術的なツリーは、さすがにちょっと直したけど。
あとはふたりで。なんでもふたりでやっていく。

「あとで届けてくれるって」
マネージャーさんたちも一緒に騒ごうってことで、みんなで持ち寄ってくれるらしい。
ありがたい。ホントはずっとふたりがいいけど。
楽しそうなユノが見たい。

ひとりふたりと集まってきて、みんなでパーティ。始まったらあっという間。
食べて飲んで騒いで祭りの後、ユノはもうソファでうとうとしてる。

あらかたの片付けはみんなでしてくれたけど、まだ少しだけ。
食べたりない僕のために追加で買ってきてもらったチキンとワイン。ひとりで食べてたら、ユノが目を覚ます。
「あ。俺も」
「いいですよ、寝ててください」
「・・・ん。ねえ、おいしい?」
「え? チキンですか? ワイン?」
「どっちも」
「どっちもおいしいですよ」
あーん。ユノが甘えるから。
はい、あーん。食べさせてあげる。僕の指まで咥えて舐める。
たまにこんなことされると、ドキドキする。

おなかいっぱい食べた? はい、おいしかったです。まだ食べられるかも。
全部食べていいよ。ホントですか? じゃあ、全部食べます。
チャンミンが食べてる姿見るの、好きなんだ。微笑むユノ。
僕はそういうあなたを見るのがもっと好きです。

あなたは誰にでも天使みたいな存在だけど。
僕にとっては人生そのものなんだ。天使なんかじゃない。
あなたに出会えたことこそ、僕が生きている証。
あなたの隣にいることが、僕の生きる意味。

幸せそうに笑って僕にもたれてまた、安らかな寝息。最愛の人。
僕とあなたの愛が、みんなに届きますように。

僕たちはいつも、今も、もちろんこの瞬間も。
幸せです。

Merry Christmas xxx










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ぴょんちゃん。
最近ラスカルが大人しくて安心しております。
あんあんじゃなくてあーんにしてみましたよ。
ぎゅったんには及びませんが元気でますように。

そしてラブラブホミンを待っていたみなさまにも。

Merry Christmas!


テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

かわいいひと。

「仕方ないでしょう、用事があるんだから」
「・・・うん」
大阪でのファンミーティングが終わった翌日、僕は帰国することになって。
とんぼ返りなんだけどユノは寂しそう。
「いいじゃないですか、すぐ帰りますよ」
「・・・だって」
「僕がいない間に筋トレでもしててください。朝からシュッとしてないとダメですよ」
「んー・・・」
寝る前、ユノはどうも寂しそうにもじもじしだす。
夕飯もたっぷり食べて、あとはもう寝るだけなのに、そんな感じだからついからかいたくなる。

「寂しいんですか?」
「うん」
「僕と遊びたい?」
「うん」
「クマさんがいるじゃないですか」
「クマさんだけじゃだめだよ」
「ああ、そうですか。じゃあクマさんと他に誰かいれば、僕じゃなくてもいいわけですね?」
「チャンミン」
ユノは僕をベッドに引きずり込みながら言う。
「意地悪だな、ホント」
「どっちが」
「なんで?」
「ずっと一緒にいられると思ってたのは、僕だって同じです。
仕方なく帰るんですから、笑って見送ってくださいよ」
言えば、ユノは大笑いしながら言う。
「それはそれで怒るんだろ? ほんっと、お前ってわかんないヤツ」

わかんないのはあなたのほうですよ。たった一日でも離れていたくない僕を。
クマさんだけじゃだめ、なんてついでみたいな言い方、どうしてできるんですか。
お前じゃなきゃダメだくらい言えないんですかね。

「早く帰ってこいよ」
「・・・はい」
「じゃ、筋トレする」
「はい。・・・って、え?」
いつものとおり、僕を組み敷いて。
「今・・・から」
「うん。まだ時間あるし」

全く、もう。確かに早い時間に帰るわけじゃないけど。
ユノ、始まったら長いからなあ・・・。思いながら。

甘えて、欲しがるかわいいひと。僕だけの。
すぐに帰ってくるから、待っていて。



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もっと早く上げるつもりが・・・w

火球の話題があがってますが、このときは私は見てないんだけど
静岡にいた頃、友達と見たことがあります。
あの当時はまだ今みたいにネット環境が整ってた時代でもないから
全然情報入らなくて不思議な現象だったんだけど
きっと大きな流れ星なのかもねーって話になりました。

その後、火球という現象(というか物体というか)をしり
そうかあれだったのかと思いました。
今はいろんな技術が発達して、さらにそれをネットとかで映像あげてくれる人がいるから
何度も見られていいですね!
あのときの驚きと感動は今も忘れられません・・・!

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

一緒に暮らそう。(ファンミネタ閲覧注意)

去年まではユノがひとりで料理作ってた。あの危なっかしい手つきがとてもかわいらしくて。
見ている僕としては、かわいいんだけどハラハラして、あの人のかわいさをみんなに見られるのがすごくもったいなくて。

スタッフに直訴した。「僕にもやらせてください!」って。
会報でも料理対決したけど。
「あれはねーユノさんはおもしろかったんですけど、チャンミンさんは上手すぎて・・・」
「絵的におもしろくないっていうんですか?」
「そう・・・だよねえ、最初から結果が見えてる対決は・・・」
「じゃあ協力して料理を作るって企画はどうですか?」

*****

そんなわけで料理を一緒に作るコーナーになったわけだけど。
先生とアシスタントの組み合わせってなかなかいいでしょ。
家では何もやらせてないアシスタントだけど、前のイベントのときでもちょっとは料理やってるから、それなりにやりたがる。
でも、もちろん僕よりはうまくできない。そこがいとおしい。
ただ、僕が知らないことを丸投げしても、ユノは僕の丸投げを受け止める前に暴走する。
そんな姿を見ているのもとてもかわいらしいんだ。

かわいいって言ったら、本当にいやみたいだけどね。
二人きりのときはあんまり言えないけど。
日本ではこういうキャラ設定になってるから、ユノは家よりももっとかわいくなる。
何をやらせてもいまいち、きのこの切り方も知らない、味見をしたそうにぽわぽわする。
「あ」と「お」を読み間違える、つまみ食いはする。
家でも手伝わせてみようかなって思うくらい、すごくかわいいんだ。
どれだけ人の目があっても、僕はユノの隣にいると、非日常であることを忘れる。
みんなに見られていることを忘れて、ついいつもみたいに接したくなるんだ。
さすがに理性は働いていて、ほっぺにキスしたりはしないけど。

料理ができないことをわかっててやらせるスタッフは、天才だ。女性が求めるものをわかってる。
今では料理男子なんてのも流行ってるから、僕だってきっと重宝されるはずなのに。
実際にはああして、ステージではカリスマなのにステージを下りたら途端に完璧じゃなくなるユノが。
いとおしくてたまらないんだろう。

ユノが猫舌ってことも、ばれちゃったけど。
それを舐めて直してあげられるのは、僕だけですよ。
料理を食べてくれる人を、キラキラした目で見つめてるユノを、それとなく視界に入れて。
誰にも言えないことがたくさんあって、誰かに言いたいこともたくさんあって。
それでも秘密にするのって、なんか幸せだね。ふたりだけの世界だから。

*****

「どうですか? まだ痛い?」
「・・・ちょっと」
「見せてください」
ぺろっと舌を出すユノを、抱き寄せて。
舌をくっつける。そのまま、キスになだれ込んで。
「なんか、やばかった」
「え?」
「家にいるみたいな感じでさ、チャンミナって呼んじゃったり、俺へんなこと言ってないよね?」
「あー、日本語はちょいちょいおかしいとこあったけど、それ以外は問題なかったですよ」
「よかった」
ふわっと笑うユノに、また癒されて。
やっぱりいい、日本。当たり前に一緒に暮らせるのが、すごくいい。
「やっぱさあ」
「んー?」
「むこうでも、一緒がいいな」
「俺もそう思う」
ユノが僕をギュッと抱きしめてくれる。

一緒にいるっていいな。この日々が当たり前だなんて、とても幸せな奇跡。
韓国での僕らにとっては、この日々はもう非日常なんだ。

誰に反対されても。表向きは別居でも。
やっぱり、一緒に暮らそう。こんなにかわいい人を、ひとりにはしておけない。
シェフになってもやっぱり、へたくそすぎるあなたを見て。
料理ひとつマトモに作れないあなたを、ほうっておけるはずないよね。

決めた。一緒に暮らそう。ユノに伝えると。
よくわからない、って顔をしながらも、うれしそうに頷く。

離れられるわけ、ないだろ。離せるわけもない。
ずっとあなたと一緒にいるよ。美味しいご飯、作ってあげる。






-----------

二部は二部でえらいことになったらしいですねw
毎日どうなるか、レポが楽しみです。

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

café au lait(熱愛はここにある)

またあの件を蒸し返されてちょっと驚いてた朝。
あのまま昨夜一緒に過ごしたあなたは、まだ眠っていて。

SNSはしないけどチェックはしてる。
なんですかこの記事は、ちょっと驚いた。

今日は入りが遅いからとのんびりなヒョン。
僕も気付いたのは「一蹴」後でしたけど。
やっぱり気になるから、聞いてみたくなるじゃないですか。

「これは、どういうことなんですか?」
まだ寝ぼけてるヒョン。ベッドに腰掛けて、記事の画面を見せて。
ん? なんかあった? って、まったく心当たりがないこと、聞かなくてもわかる返事。
安心するけど、あんまりいい気はしないよね。僕という存在がありながら。

その女優さんとの写真と記事。もちろん、プライベートなツーショットじゃなくて。
記者会見で映った写真が使われてるだけ。
これのどこにどんな熱愛の事実があって、どういう意図で出されたのか分からないけど。
毎日忙しく撮影して、それ以外でも仕事入ってて、撮影現場ではまだまだ新人の立場として仕事してるヒョンが。
恋愛なんかしてる暇、あるはずもない。

「んー、なんだろねー。わかんなーい」
記事読んでるときだけは、すっごく怖い顔してたけど。
それがあんまりなガセと認識して、ヒョンの顔もふわっとやわらいだ。
人気商売、この手の記事が出るのは仕方ないこと。
僕のときみたいに、多少自分のぬるさが露呈した上で、ネタにされるのは仕方ないけど。
さすがに、これはないよなあ。

「わかんなくないでしょ、火のないところに煙は立たず、って言います」
「今まで散々立ってきたでしょ」
「なんかこう、心当たりとかないんですか?」
「あるわけないじゃん」
・・・たしかに、そうだ。スリスリのダンスでさえ。
あんなに女性と密着して踊って、どう見たって女性をはべらせてる体なのに。
僕は正直、うれしかった。だってやっぱ、女性が嫌いなわけじゃない。
ただ、ヒョンを好きになっただけだし。
それでもヒョンは、あくまでも仕事だからってバッサリ切ってしまえるんだ。
ホントに、僕だから好きになったわけじゃなくて、まさか男が好きなの? と思ってしまうくらいに。

「そっか。じゃホントに、心配しなくていいんですね」
立ち上がる。ユノヒョンは、僕の腕を掴んで。
振り向くと、ニヤッとする。
「心配、してたんだ」
「なっ! ・・・当たり前じゃ、ないですか。ここんとこハードだし、それでなくても体弱いのに」
「そうじゃなくて、そっち」
僕の手にあるスマホを指差す。まったく、もう。手を振りほどいてキッチンへ向かうと。
ごめんごめん、怒った? ちゃんみーん! って騒ぎながら、笑ってる。

あなただって、僕のこと心配してるでしょ。友達だって知ってても。
キュヒョンと出かけるの、羨ましがってるくせに。
僕だって、心配してますよ。友達だって知ってても、あなたがカフェに入りびたりなのとか。
役とはいえ、恋している姿なんて見たくもない。

でも・・・まあ。あなたの友達がカフェを始めて、よかったことといえば。
あなたが前よりちょっとはコーヒーの種類とか飲み方に興味を持ち始めたこと。
なんとなくだけど、今日はかわいいあなたが見たいから。
カップを手に持つ、クールなあなたじゃなくて。
ボウルを両手で持って、ふーふー唇を尖らせるあなたを味わうことにしましょう。

「はい、どうぞ」
「わあ! なにそれ、スープ?」
「ちょ、どう考えてもコーヒーの匂いでしょ。カフェオレですよカフェオレ」
「カフェオレかあ・・・。カフェオレってそういうでっかいので飲むの?」
「そうですよ。手もあったまるし、一石二鳥です」

はい。胸元まで布団を引っ張り上げてる、その姿。
背中は朝の光に照らされて輝いてる。
寒くないですか? 隣に腰掛けて、毛布をかけてあげようとしたら。
チャンミンがぎゅーってしてくれたら、大丈夫だよ、って。

何言ってるんですか。思わず、照れる。
まったく、しょうがないですね。スリッパ脱いで、ベッドに上がって。
ユノを、後ろから抱きしめる。こうでいいですか? うん!
・・・あったかい。ふーふーする姿を、前から見たかったのに。
おなかに手を回して、横から見るのも悪くないね。

こんな姿を、誰がほかに見てるって言うんです? あなたは、ずっと。
水面下で恋をしている。この僕と。
ああ、違った。もはや恋じゃないね。

だってもう、10年以上、ふたりでいるんですから。
ふたりでいる運命なんですから。

誰に報道されるまでもなく、もう。
夫婦なんですよ。

ずっと冷めない愛が、ここにある。

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

Blood Moon

お疲れ様でした。・・・ああ、お疲れ様。
忙しいですね。・・・ああ、忙しい。お前は?
楽しんできましたよ、遊園地行きましたし。・・そうか。
ヒョン、ああいうの乗れないでしょ? ・・・どうかな。

忙しいながらも、僕たちはよく月を見ている。
ヒョン、見てる? 電話越し、ヒョンに声をかける。
ああ、見てるよ。ずっとは見ていられないけどな。

電話を、切って。
僕はまたひとり月を見上げる。

すごく力を入れてる仕事だから、邪魔はできない。
会いに行きたいけど、僕がいると、俳優ではないユノに、なってしまいそうだから。
なるべく行かないようにしてる。
多分ヒョンも同じで、帰れる時間があっても。
友達のところへ行くのは、きっとそういうこと。俳優のままでいたいんだ。

僕が、二人の仕事をしながら、映画の仕事をしていたとき。
役作りに苦しんでいたのを、知っているから。
それもあるのかもしれない。賢明な判断だと思う。
よほどのことがない限り、俳優の仕事をしているときは、俳優のままでいたほうがいいからだ。

今回の役柄は、本来のユノの性格がそのまま生きてる。
ともすれば、明るくおおらかな、かわいらしい人柄がクローズアップされがちだけど。
本当のヒョンは、あんな感じ。すごくストイックで、大して笑いもしないような人。
ただ、この人と決めたら一途に愛や忠義を貫き通す人。
だからこそ、はまるんだ。役者としての評判も、上々だしね。

今も頑張ってるだろうな。思いながら空を見上げる。
この月も、あなたを照らしているよね。見えなくなっても。

そろそろ、赤い月が降る。あなたに、力を届けに。

赤い月になったよ。メールしたら。
今度は、ヒョンから電話かかってきて。

「・・・もしもし?」
「今、大丈夫なの?」
「・・・ああ、大丈夫だ」

わずかな沈黙。空を見上げて。
赤い月。綺麗だな。会いたいな。

ふと、窓の下を見ると。見慣れた車が通ったような。
気が、する。
「今、大丈夫なの?」
「・・・ん、もう少し」
「・・・え?」

ドアが開く。間に合ったぁ。ドタドタと聞こえる、足音。
窓際にソファ置いて、座ってた僕を見て。
少し首を傾けて、笑う。思わず、立ち上がって。

引き寄せる。ソファに、一緒に座って。
月を見て、口付けをして。
月を見て、微笑み合う。

ねえ、ずっと。
一緒にいようね。



テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

In the memories

昔の、あなたの写真を。
久しぶりに見たんだ。何かの、番組の。

助手席に座って、何か食べて、コーラも飲んで。
あの頃はいつも、こんな感じだったね。

移動中だって貴重な時間で。
今よりもっと大変だった。寝る間もないくらいに。

少し前までは、思い出したくない記憶だった。
今はもう、思い出せる。

きっと、今が幸せだからだね。
今、ふたりで充実してるから、過去に囚われる必要がない。

前は、別々の仕事をすることもなかった。
行く場所も、仕事内容も、帰る場所も一緒で。
あまりに近すぎて、いやになることもあったけど。
離れることがなかったから、安心していられた。

今は、この道を信じてやってきてよかったと思う。
一度は諦めそうになった道。
あなたがいたから、やってこれた。

離れて暮らしている。仕事も、別々なことが多い。
週末は、ようやくふたりでの仕事。素直にうれしい。
あなたの仕事を、ネットを通して知るように。
僕の仕事も、遊びも、あなたもネットを通して知るんだろうな。
お互いひとりの仕事は、ふたりでの仕事に影響がない限り、特に伝え合ったりもしない。

あの頃は。・・・そうだね、懐かしいね。
こんな日が来るとは、思ってもみなかった。
いつまでも子供ではいられないし、いつかはこの仕事にも一区切りつけて。
他のことをしていると思ってた。

いろいろあったけど、僕が僕のままでいられたのは。
本当の僕を出せるようになったのはきっと、あなたといたから。

思うんだ。もう10年前の写真なんだ。
あなたと歩いて、10年。実際には、もっと長いけど。

会いたいな。電話を、かけようとして。
・・・やめる。もうすぐ、会えるから。
誰も代わりになれない、あなたのパートナーとして。
僕があなたの隣に、立てるから。

写真の中のあなたは、とてもあどけない。
こんなにあどけなかったあなたは、いずれ。

誰よりも美しく、たくましく。
僕のたった一人の人に、なる。

あなたの記憶の中に。
僕は、どんな風に映っているんだろう。

聞いてみたい。聞いてみよう。眠りにつく前。
不意に、電話が鳴る。

・・・やっぱりね、ほら。
つながってる。

「・・・もしもし?」



テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

嫁の嘆き 22

ユノが、わけわからん電話かけてきた。

シウォンがローマにいるって、そんなん知ってるし。
ベッドの写真あげてた! って、あの人そんなんよくやるし。

で、何が聞きたいかというと、俺の貞操は守られているかと。
・・・アホか。

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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

所属:Bigeast/ビギシャル

mizutama

Author:mizutama
2011/10~「Why?」から「B.U.T.」で東方神起に陥落。ユノペン、ホミン派(リバOK)。
韓流、BL一切興味なしだったのがホミンの目に余るリア充ぶりにBL初挑戦。
【注意事項】
・某有名人をイメージした作品ですが、あくまでも妄想でありご本人+周辺人物とは一切関係ありません。
・使用されている画像等の著作権は著作権元にあります。
・作品は個人的なものなので転載・盗用しないでください。

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